2013年7月21日日曜日

死海とパレスチナ自治区ベツレヘム・ヘブロン観光

イスラエル3日目、同じ宿に泊まってる日本人2人と死海へ行ってきた。
エルサレムセントラルバスステーションから死海のある「エン・ゲディ」まで1時間30分、バス往復チケット68.4ISL(1,900円)。

エン・ゲディにあるパブリックビーチへ。
人がちらほら。浮いてる。自分もさっそく。

ほんとに浮いたよ。10分ほど入っていたら、傷のある個所がいたくなってくる。そしてなぜか肛門が痛い。一緒に行った日本人2人も同様でした、良かった俺だけじゃなかった。
塩分濃度が高く、所々に塩の塊がある。海水は凄く辛く目に入ったら死ぬほど痛い。

以上死海終了。14:00にバスに乗りエルサレムへ。今日の観光はこれで終了。往復するだけで疲れた。

翌日はパレスチナ自治区「ベツレヘム」行く。


パレスチナ自治区へ入る際に通った検問所。あっさり入場。パレスチナ人はイスラエル人からの嫌がらせで通過するのが大変だそうです。
ベツレヘムには21番のバスと24番のバスのどちらでも行くのだが、分離壁を見る場合は24番のバスで行く。分離壁に興味なく教会に行きたい場合は21番が近い。
パレスチナ自治区にある分離壁。イスラエル側が「パレスチナ人の自爆テロを防止する」という名目で建設している壁。実際にはパレスチナ人への嫌がらせ。
「風船を持つ少女」。バンクシーの作品。バンクシーの作品は全部で9枚あるようです。6枚だったかな・・。
バンクシーが描いた鳩。分離壁ではなく、普通の壁に描かれていた。
こちらもバンクシーの作品「イスラエル兵をボディーチェックする少女」。さりげなくホテル前の壁に描かれていて非常にわかりにくい


ラクガキを見ながらイエスの生まれた「生誕教会」まで食事をとりながら2時間くらいかけて歩いていく。

イエスの生まれた「生誕教会」に到着。
 
「教会地下にある洞窟」。ここでイエスが生まれた。皆ここに物をおいてパワーをもらってた。パワースポットのようです。自分もデジカメを置いた。(いい写真が撮れますように。)
イエス・キリストについては映画「パッション」を見て知っている程度の知識。イスラエルにきてからイエスについて勉強したいと思った。
今日のベツレヘムの観光はこれで終了バスに乗ってエルサレムへ戻る。


16:00に「ダマスカス門」へ返ってきたら凄い人の数。中に入ろうとしたが途中で諦めた。
金曜午後はエルサレム旧市街にお祈りにくる人が多いとのこと。特にラマダン中なので凄い。

翌日土曜日の夜に再度「嘆きの壁」へ行く。18時頃から座ってみていた。写真は建物の上から撮影した。「岩のドーム」のライトアップがいい感じ。
ラマダン明けの19時に一斉に食事を取りだす、みんなガッツリいってます。
安息日の金曜・土曜は中に入るのは自由だが撮影禁止。フェンス外から写真を撮る。安息日なのでお祈りをしている人がほかの日より多い。

翌日曜日、「岩のドーム」内へ行き、その後パレスチナ自治区のヘブロンへ行く。
「岩のドーム」。入場料無料、ただし入れるのは7:00~11:30の間のみ。入る前に飲食不可と警備員に言われる、ラマダン中だからなのか普段から不可なのかは不明。
ユダヤ教・キリスト教の聖地に建っている「岩のドーム」。ドーム内はムスリム(イスラム教徒)以外は入れない。

岩のドーム見学後、パレスチナ自治区の「ヘブロン」へ行くためバスが出るダマスカス門まで歩いていく。ダマスカス門へ行く途中に現地のイスラエル人が旧市街を囲っている城壁を登れることを教えてくれたのでついて行くことに。写真は城壁の上から撮影した旧市街。入場料払えば普通に登れるようですが、民家のフェンス乗り越えて入れるとイスラエル人が言う・・いいのだろうか。


エルサレムから「ヘブロン」に行くには21番のバスでベツレヘムまで行き、バス終点の目の前にセルヴィスが止まっているのでそれに乗って行く。バスは7.3ISL(200円)、セルヴィスは9ISL(250円)。


パレスチナ自治区の「ヘブロン」はイスラエルとの対立が激しい町のひとつ。
写真は「ヘブロン」のユダヤ人入植地へ入る為の検問所。ここで荷物検査を受け、パスポートを見せて入る。
このチェックポイントはユダヤ人入植者保護を名目に作られたが実際はパレスチナ人への嫌がらせの為に作られた。パレスチナ人はここを通るのに何時間も待たされたりすると言ってた。

町にはいくつも壁が、凄く邪魔。2,000年からイスラエルによって建てられたそうです。イスラエル人はパレスチナ人を追い出したいのでこのような嫌がらせをしているとのこと。

ユダヤ人入植者地区観光後、再度検問所を通って町へ。

スークを散策していると上に金網がある。これは上に住んでいるユダヤ人がゴミや石などを投げつけるので、それを防ぐためにパレスチナ人が網を張っているとのこと。
ユダヤ人がこの嫌がらせする理由は「この土地がもともとユダヤ人のものなのでパレスチナ人はここから立ち去れ」ということだそうです。理由はどうあれ過去に迫害を受けた経験があるのに他の民族に嫌がらせをするのはどうかと思う。

ヘブロン観光はこれで終了。中学・高校でパレスチナ問題について教わったが、まったく頭に入っていない。ここを観光したらもう一度勉強したいと思った。

最後に、宿の主「イブラヘムおじさん」を紹介。夜ごはんを作ってくれる。口癖は「Welcome!」「Eat!」「drink!」
凄くいい宿でした。

イスラエル観光は今日で終了。翌日飛行機を使いトルコへ入ります。


イスラエルトータル費用(7月16日~21日)→1,050ILS(29,500円)+トルコ航空券32,000円
イスラエルはきれいな街だがとにかく物価が高かった。イブじいの家はご飯がでるのでとても助かった。また来ます。

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