2013年10月31日木曜日

ラリベラ岩窟教会群


バハルダールからラリベラへ。

ホテルのエチオピア人と交渉してハイエース1人220BIR(1100円)でラリベラへ向かった。
バハルダールを朝6:00発、ラリベラには14:00頃到着。



泊まったホテルは「Asheten Hotel」
ツインルームで1部屋300BIR(1500円)
1人150BIR
Wi-Fi無し

着いた日は次に向かう町 「Mek'elē」でのダナキルツアーの情報収集などで終了。

翌日ラリベラ観光へ。

最初に向かったのはユネスコ世界遺産の「ラリベラ岩窟教会群」
ラリベラ教会群は一枚岩を切り抜いて作られた教会が12個ある。

入場料は1人945BIR(4700円)
数年前は350BIRでだいぶ
値上げをしたもよう。

 
 

12の教会の中で一番有名なのが
「St.George Church」
十字架の形をした教会


その他に「聖マリア教会」「聖エマニュエル教会」など全ての教会を回るのに丸1日かかった。
聖エマニュエル教会


 
ラリベラ3日目。
この日は土曜日。
毎週土曜日はエチオピア正教会の礼拝と土曜マーケットがある。午前中はこの2つを見て、午後は少し離れた山の上にある「アシェトンの聖マリア教会」へ行く。


 礼拝の様子

礼拝は土曜日の朝6:00頃から教徒達が続々と教会の中や外でお祈りを始める。全員が6:00に集合してお祈りをするのではなく時間もバラバラ。
1時間ほど見学したあと朝御飯を食べて土曜日マーケットへ行った。


土曜日マーケットには地方から沢山のエチオピア人が集まってきて雑貨や食料、牛や山羊なども売っていた。
因みに牛は約5,000BIR、山羊は500BIR、ドンキーが2,500BIR、ニワトリが100BIRでした。
意外と安い。

マーケットを見たあとはアシェトン教会へ。

アシェトン教会は高地のラリベラの中でもさらい高い処にある。
自力で登るのは大変なので町のチケットオフィスでミュールを手配してもらうか、車もしくはトゥクトゥクで行くかになる。
自分らは人数が大いのでワンボックスで行く事にした。

※ミュール代は200BIR+チップ、ハイエースだと6人で貸し切って1人100BIR。

アシェトン教会の入場料は150BIR

教会自体は大したことはなかったが
標高3,351mからの眺めは凄かった。


3日間のラリベラ滞在を終え、エチオピア最大の観光名所ダナキルの拠点となるメケレへ向かいます。





2013年10月29日火曜日

ナイルの源流があるバハルダールへ

ゴンダールからバハルダールへ。

ホテルのエチオピア人と交渉して、ハイエースで向かう。

1人90BIR(450円)

8:00ホテル前出発、バハルダールバスターミナルに10:00到着した。
バハルダールには大きな湖とナイル川の源流がありこの2つを観光。ホテルにチェックインし食事した後、船でタナ湖をクルージング。



船代は交渉して
計:900BIR(4,500円)
1人:90BIR



湖には島がいくつかありそこにそれぞれ教会があるのだが入場料が各教会で発生するので 一番遠い半島「ウラ・キダネ・マハレット」の教会とカバが見れるスポットにしぼって観光した。

ウラキダネ半島までボードで1時間半ほどで到着、船着場から教会まで歩いて1時間ほど、道中土産屋が建ち並んでいて子供たちからの物売りを避けつつ教会へ向かう。

教会の入場料は100BIR(500円)。
建物はヨーロッパで見るような教会ではなく手作りの大きな1軒屋といった感じの作り。教会の中は壁一面がフレスコ画で覆われていた、フレスコ画の感じはブルガリアのリラ修道院とすごく似てる、キリスト正教会は皆こんな感じなのだろうか。





半島から戻る途中、カバのいるスポットへ行ってもらったが、
あいにくカバは見つからなかった、残念…。


翌日はバハルダールのハイライトスポット「Blue NileFalls」へ。
Blue NileFalls がある「ティシサット村」まで3kmあるのでローカルバスで向かう。

ホテルを6:30出発。
バスはバスターミナルから1時間に1本の割合(らしい)で満員になったら出発。
運良く乗り込んだらすぐに出発した。
1時間半で村に到着。
ティシサット村の子供達


村から滝まではボード(20BIR)で行けるが、ポルト橋経由で歩いても行ける。


ボードは15分、徒歩は約1時間。
歩きだと途中、山からの眺めが綺麗なのと現地の人達の生活が見れるので行きは歩き、帰りはボードで帰るのがお勧め。



翌日はバハルダールからラリベラへ向かいます。



2013年10月27日日曜日

スーダンからエチオピアへ


5日間のスーダンの滞在を終え、次の国エチオピアに入ります。

ハルツームからエチオピア国境(METEMA)まではバスで向かう。
バスは「Minaal-Berri Bus Station」を8:00出発の予定が、出発したのは11:15。国境に着いたのが20:00頃、9時間かかった。

本当は今日中にゴンダールまで行く予定だったが国境は閉まっていたのでエチオピア入国ならず、国境の町METEMAで1泊となる。
ホテルのクオリティは最悪なので乗って来たバスのなかで寝た。

翌日朝8:00に国境通過。

 


スーダンとエチオピアの国境の町


エチオピアの通貨ブル(BIR)を入手する為闇両替屋と交渉。
正規のレートは1ドル=19ブル。

両替屋が提示してきたのは17~17.5。
レートが悪い。

ゴンダールまではミニバス(14人乗り)で1人100BIR(500円)するが、ドライバーにドル払いできないか交渉。

結果国境では両替ぜず1人5ドル(500円)払ってゴンダールへ向かった。

10:45頃国境を出発ゴンダールには13:00頃到着。



泊まったホテル「CROWN PENSION」へ。
シングル:150BIR(750円)
Wi-Fi無し
向かいの「TAYE HOTEL」のレストランでWi-Fiが使える。

ゴンダールでは1泊のみなので、

すぐお金を下ろし「ゴンダール城」の観光へ。


入場料は一般100BIR(500円)、学生75BIR

ゴンダール城はヨーロッパの様な豪華な感じはなくどちらかというとロドス島の十字軍の城のような、質実剛健な城のように感じた、アフリカなのにヨーロッパに似た城があるのは不思議です。

ゴンダール城のあとはトゥクトゥクを使って街から1.5㎞ある「ダブラ・ブラハン・セラシエ教会」へ、寄付金50BIR。
小さな教会だが中の壁1面にフレスコ画がビッシリあり、特に天井の天使達の顔が見応えがあった。


一応ここゴンダールは世界遺産なのでヨーロッパ人の観光客がいてツーリズム化された街でした。
翌日は次の町「バハルダール」へ向かいます。



 

2013年10月25日金曜日

ジキルダンス

50時間移動した翌日は
次行く国エチオピア行きのバスチケットを購入しに「Mina al-Berri Bus Station」へ行った。
国境の町METENAまでのチケットは
90SDP(1,300円)で購入。

ここでも少しトラブル発生!!
最初チケット買う時100SDPと言われる、しかしチケット見ると80SDPと書いてある。
問いただすとガソリン代だとか日曜日だから高いとか言い出す、
他の窓口へ行っても同じ価格で提示してくる。
30分ほど交渉したがダメだった。
こんな所でぼってくるとは思わなかった。
(ただ出発当日、同じバスのエチオピア人に聞いたら100で購入していた)

昼御飯食べた後ホテルに戻り、
夕方15:00にホテルをでて、
毎週金曜日にある「ジキルダンス」を見に行く。
場所はOmdurman町の「Hamad al-Nil Cemetery」という墓地で行われている。
16:00に着いたが儀式はまだ行われていなかった。
16:30頃からスタートとのこと。
それまで現地のスーダン人達と遊んでました。
スーダン人はエジプト人と比較にならないぐらいいい人達だった。










スーダンの観光する所はあまり無く、
次の国エチオピアへ向かいます。



2013年10月23日水曜日

スーダン入国

アスワンから出たフェリーは
12:00頃、スーダンの 「Wadi Halfa」という港町に到着。

外に出るとすぐに闇両替屋がいるのでここでドルからスーダンポンドに交換。
正規レート:1ドル=4.5SDP
闇両替:1ドル≒7SDP
闇両替のほうがレートがいい。
摩訶不思議です。
交渉して100ドルを740SDP(10,000円)で交換。
※因みにハルツーム都内での闇両替屋では約770で替えられる、
 町中のほうがよりレートがいいようだ。


港からバス乗り場まで約3kmありバスで向かう。
バス代は最初1人10SDPと言われたが
交渉して8SDPで乗る。




バス乗り場に行き今度はゴンドラという町まで行く車を探すが運転手に話を聞くと首都ハルツームまで8時間で行けるというのでハルツームまで行く事にした。

スーダンは滞在する都市で必ず滞在登録をしなければならないので、行ける処まで行ったほうが面倒な作業が減る。
車はハイエースでハルツームまで1人180SDP(2,700円)。
※因みにゴンドラまでは130SDPと言われました。
 ネットでの事前調査よりダイブ高かった。

ハイエースは15:00出発、23:00着予定。
しかしさすがはアフリカ。
夜8時になっても半分も進まない。
そしてとうとうポリスに捕まる。
なぜならスーダンは深夜の車の移動はしてはならないからだ。
外からドライバーとポリスのやりとりを他人事のように眺めていたら、ドライバーが、戻ってきて近くの休憩場で一夜を明かすとのこと。


深夜3時まで寝て出発し「Omdurman」のバスターミナルに8:30頃到着。
ここから、バスに乗り換えハルツーム駅まで行く。
バス代1.5SDP、所要15分。

安宿の「MARSHAL HOTEL」にやっと到着。
ファン付き15SDP(300円)
Wi-Fi無し

アスワンからハルツームまで
トータル50時間の長旅だった。
しかしスーダン入国後3日以内に滞在登録しなければならないので、少し休憩しすぐタクシーでハルツーム空港へ行き登録申請した。レジストリー代は236SDP(3,500円)+パスポートコピー代2SDP。

翌日やっと観光です。



2013年10月22日火曜日

スーダン行きフェリーでトラブル発生


パソコンが壊れたのだが、
旅の記録は残したいので
まとめてアップしていきます。

アスワンの観光も終わり、エジプトを離れスーダンへ向かう。
(スーダンビザは無事取得できた)

 スーダンビザ取得後すぐ、フェリーチケットを購入しにオフィスに行ったが昼過ぎていて遅く買えなかった。
当日港で購入することに。

フェリーの出航時間は18:00
フェリー乗り場の最寄り駅であるアスワンハイダム駅まで電車で行こくことにしたがアスワンハイダム駅行き8:00出発の電車は一向に来ず、電車は諦めマイクロバスで向かった。
僕ら9人以外にエジプト人1人と、中国人2人、合計12人。
バス代は交渉して60EGP15EGP

 
9:00頃フェリー乗り場に到着。


到着したら早速闇両替屋が登場。
とりあえず無視して
フェリーチケット購入しに窓口へ、
予約していたのでパスポートとフェリー代307EGPを渡したらすんなり買えた。
その後余ったエジプトボンドをスーダンポンドに両替。
レートはエジプトボンドとスーダンポンドが11なので悪くはない、残らず両替。
ドルからスーダンポンドへの両替はスーダン着いた後にする。
入口で出国税40EGPと、意味不明な切手代2EGP払い、出国スタンプを押してもらったらフェリーへ乗り込む。

フェリーに乗り込んだのは11:00頃、
まだ人は少なかったのでコンセントが近くにある席を確保できた。
スーダンの港までは所要17時間の長旅。


出港後は入国スタンプを貰う為
パスポートを預け翌日朝また取りに行く。
後はもうやることないので映画を見たり、漫画読んだり、今後の旅程を決めたりした。

翌日の朝、ハプニングが
パソコンが壊れました。
紅茶を思いっきりぶっかけてしまった。即死です。
今後情報収集がより必要なアフリカでこんな事に
またスーダンはVISAカードが使えない国でパソコン購入が不可能。
ちょー最悪なタイミングで壊れてしまった。
なのでアフリカはスマートフォンのみで縦断していきます。


2013年10月21日月曜日

PCがぁ~!!!

パソコンが壊れました…
暫く更新が出来ないので一時お休みです。

2013年10月19日土曜日

アスワン・アブシンベル神殿へ

ルクソールの次はアスワンへ。
アスワンへは最初バスで行く予定だったが、ルクソール駅から出ているマイクロバスの運ちゃんと値段交渉するも1人50EGP(750円)と強気(相場は20EGPぐらい)。
他のエジプト人が電車で行けると言うので、調べてみたら10.5EGPぐらいで行けるとのこと。
アスワンまでは電車で向かった。

電車はこんな感じ。満員です。
砂埃が電車内に入ってくるので、
アスワン駅に着いた頃にはほこりまみれに。
10:10頃発、13:00頃到着。


宿泊ホテル「ヌビア・オアシス・ホテル」
1泊1ルーム3ベッドで
1人25EGP(400円)。
Wi-Fiはロビーで使用可。
ホットシャワーは出ない。


観光名所のアブシンベルへは
アスワンから280㎞ほどあり、ツアーで行くのが一般的。
ホテルでツアーを手配。

翌日朝3:30出発。
 「アブシンベル」「アスワンハイダム」「イシス神殿」を回る。
1人80EGP(1,200円)
アブシンベルだけ回る小ツアーもある。

明日早いので今日は早めに寝ました。



7:30頃「アブシンベル神殿」到着。
チケット代は一般125EGP、学生(62.5EGP)

チケット売りの人に100EGPを出すと「お釣りが無い」とか言い出す、
「こっちも小銭が無い」と言ったら、しぶしぶ受け取りお釣りを出す。
エジプト入ってからこういう面倒なやり取りがホント多い。



入口から山をぐるっと回ると大きな石像が現れる。 


ラメセス2世が建てた「アブ・シンベル大神殿」
正面に4体のラメセス2世の巨像が。

この大神殿は、アスワンハイダム建設時に水没の危機に瀕していたがユネスコが救済した。
救済方法がまたすごく、遺跡を小さなブロックに切って60m上にそのままそっくり移動させてしまった。
なのでよ~く見ると切断の後が見える。




ラメセス2世の妻ネフェルトリアの為に建てた
「アブ・シンベル小神殿」
 大神殿の横にある。

大神殿より小さいが、4体のラメセス2世の巨像と、妻の2体は他の神殿で見た物よりも大きかった。
神殿内には多くの壁画があり見応えが凄くあった、
ただ写真撮影は禁止だった。



カイロも暑かったがアスワンはもっと熱い。

一眼レフの生データでの写真を見せてもらったが、
凄くきれいなんだよね~。



次に向かったのはアスワンハイダム。
しかし、写真撮影は禁止。
車で通過するのみで30EGPかかるのでパスした。

次に向かったのは「イシス神殿」
一般60EGP、学生(30EGP)

この神殿は島に浮かんでおり、ボートで行かなければならないのだが、
このボートが別料金でボッタクリで有名
事前調査で往復100EGPなのだが
案の定120EGPと言ってくる。
「事前に100EGPと調べて知っている」、
「なんで100EGPじゃないの」、
「じゃあダメなら片道50EGPで行ってくれ、帰りは泳いで帰る」などなど、もう気力の勝負です。
最後エジプト人が折れ往復100EGPとなった。



イシス神殿、別名フィラエ神殿。
ここはイシス神がホルス神を生んだ島とされる。

イシス神がホルス神のお乳を与えている壁画。
残念なのはイシス神の顔が削られてしまっている。

神殿内には多くの壁画が描かれていて、状態も凄くいい。
ボート交渉は面倒くさいが来る価値はある。

尚、神殿内にはエジプト人のおっさんがおり、
勝手に案内してくれるんだが、
最後にバンクシーを求めてきた。
もちろん首を横に振る。

 
イシス神殿の至聖所で、
トリックアート写真を撮ってみた。
神聖な場所ですみません。


アブシンベルツアーはこれで終了。
ホテルには15:30頃に到着。
朝早かったのですぐ寝てしまった。
翌日の日曜日はスーダン大使館へ。



このスーダン大使館、最近お引越しをしてました。
前日に別の日本人の旅人が大使館に行ったら
移転した内容の張り紙が貼られていた。


現在のスーダン大使館へは
ナイル川沿いにあるマクドナルド前あたりから
「EL-SADAT ST」方面へ向かうバスに乗って行った。
距離は3㎞ほど。1人0.5EGP。
※尚、大使館からホテルへ帰る際のバスで、運転手がバス代は1EGPとか言い出す、「0.5EGPでしょ」と言って0.5EGPのみ払うと笑ってた、もうこっちも笑うしかないぐらい呆れます。

このスーダン大使館は8:00から開くので時間通りに行き、30分ほど待たされたあと、1人1人パスポートのチェックを受け、用紙をもらい記入。
明日の11:00に再度来いとのこと。
この時点ではまだパスポートもお金も払っていないので、ビザがもらえるかまだ不明。

フェリーは明後日なので凄く不安です。
※自分はエジプトからイスラエルに入っているので、イスラエルのスタンプは無いのだがエジプトの出国スタンプでイスラエルに入ったことがバレてしまう。「イスラエルに入国した外国人はスーダンには入れない。」ので、もしかしたらビザ入手できないかもしれない。
今日のパスポートチェックでは大丈夫だったから平気だと思うが・・・
明日、ほんとビザが取れるか心配です。


15:30からナイル川をクルージング。
1人10EGP。
船にいた時間は1時間半ほど。
夕焼が赤くきれいだった。



明日、スーダンビザゲットしたら、フェリーのチケットを速攻で買いに行き、
明日スーダンへ入ります。


※フェリーの出発時刻について
カイロでは8:00出発と聞いていたが、ここアスワンのフェリーオフィスで再度聞いたら18:00出発とのこと、どうやらフェリーの出発日や時刻は頻繁に変わるらしい。

<アスワンスーダンビザ情報>
アスワン大使館 費用:50US$、 日本大使館レター、 顔写真2枚、パスポートのコピー1枚。
8:00から開いてた。



2013年10月16日水曜日

王様達のお墓があるルクソールへ

カイロを後にし次に向かったのはルクソール。
バスのチケットは出発当日の朝に買いに行った。
先日来た時よりも人の数はめっきり減っており、スムーズに購入できた。ホテルに戻り従業員にその話をしたら犠牲祭でエジプト人は田舎に帰っていて静かとのこと。
数日前にチケット売り場行ったときに混んでたのは皆帰る為のチケットを買っていたのだと、この時分かった。

ラムセス駅北側にあるバスターミナル
21:12
85EGP(1,300円)+バック代2EGP
何処からバスが出発するのか全く分からず。
立っている人に聞いたら「ここのプラットホームから出るぞ」と言われたので、出発10前にそこに行く。
念のため再度聞いたら「ここではない、あっちだ」と言われる。
言われたところへ行ってみるがバス運転手から違うと言われる・・・・
も~この国嫌だ。
そこに若いエジプト人が声をかけてきて、「ここで待ってろ」といいどこかへいってしまう、そして少ししたら戻ってきてバスの所まで案内してくれた。どうやら探してきてくれたようだ。
エジプト人はいい人もいれば、いい加減でどうしようも無い人もおる、ほんと凄い国だ。
カイロからルクソールまでは600㎞の道のり。所要10時間ぐらい。
バスはルクソール駅前に朝6:00頃到着した。



宿泊場所は「Boomerang Hotel」
ルクソール駅から歩いて10分ほど
1泊ツインで1人25EGP(400円)
ドミトリーは無いが安くて綺麗。
朝方だがチェックインさせてくれた。


一昨日に先行してカイロを出発したメンバー4人ともここで合流。
スーダン行きフェリーも同じ日なのでケニア・ナイロビまでは当分この8人での行動となりそうです。

10:00まで睡眠を取り早速ルクソール観光へ。

ルクソール神殿行く前に学生証を作りに行く途中、
若いエジプト人と遭遇、皆頭が青い。
お休み中だから羽目外してる。



最初に向かったのは「ルクソール神殿」
一般60EGP(900円)、学生30EGP。

写真の第一塔門前に2本のオベリスクが立っていたのだが、現在は1本のみ。もう1本はフランス・パリのコンコルド広場にあるそうです。
返さなくていいのでしょうかぁ?


門の前に座る2体の銅像。

このルクソール神殿、久しぶりに凄く圧倒された。
タイのスコータイ遺跡に行った時と同じ感覚で新鮮。

イスラムは偶像崇拝が禁止されているからだろうか、
顔などが削られたり破壊されている。
立っている石像は皆左足が前にでている。

壁画をバックに撮影。

「犠牲祭」でエジプトは1週間お休みのせいか
子供たちも観光に来ている。

地元人は1EGPで入場券買ってた(優遇しすぎ)
地元の子供たちはとてもフレンドリー。
写真を撮ろうとすると喜んでポーズ取るし、一緒に写真を撮ってくれと言ってくる、向こうも外人に興味津々。ただ女の子たちは写真を嫌がる、カメラ向けると「No」と言う、なので後ろに退散してしまった。
男はダメで女性が撮る分には嫌がらないらしい。


神殿の参道には多くのスフィンクス達が。

「ラメセス2世の中庭」で記念撮影をする。
石像たちにならって足を前に整列。
(間違えて右足が前になってる)

調子に乗ってジャンプ撮影。

周りのエジプト人も目を丸くして我々の撮影会を見ていた。
観光しているエジプト人達はやさしいのか我々の撮影会終わるまでカメラの後ろにいてくれた。




次に向かったのはルクソール神殿から3㎞北にある「カルナック神殿」へ。遠いので馬車で向かう、交渉して14EGP、1人2EGP。

「カルナック神殿」入場料
一般80EGP(1,200円)、学生40EGP

ここも遺跡の凄さに圧倒された。
てっぺんの傘みたいに広がった柱はどのように作られたのだろうか。
壁画の保存状態もすごくいい。

自分以外、皆持っているカメラは一眼レフ(もしくはミラーレス)でした。
旅行していると本当に欲しくなるし、カメラの勉強もしたくなる。

ここにもオベリスクが2本立ってる。

エジプトの子供。
日本人が珍しいらしく、怖がってる。
この後ちいちゃい子の方が泣いてしまう。

エジプト人のおじちゃんが撮影スポットを教えてくれる。
確かにグッドなところが多数。
ただ案の定、バンクシーを求められる。
払わなかったけどね。

スフィンクス・・・ではない・・・・バッファロー?




今日はこの後ご飯を食べ終了。
翌日はナイル川西側を車チャーターして観光へ。
朝8:00にホテル前から出発。
ガイド・運転手付き1人45EGP(700円)。

あとルクソールでは学生証が100EGPで作れる。
3人持ってなかったのでここで作ってた、見せてもらったが大学名が「モッコリ大学」だった(笑)。
タイで作った自分の学生証よりはクオリティは高かった。


最初に向かったのは「王家の谷」
一般100EGP(1,500円)、学生50EGP。

残念なのはここは撮影禁止。
入口でカメラを預ける、撮影がばれた場合1,000EGPの罰金になる。外から写真撮った後カメラを預け中へ。

トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の墓もあるが、入場禁止で入れず。
他にラメセス4世、ラメセス9世、ラメセス3世の墓をそれぞれ回る。
墓内の壁画の装飾がとても綺麗で凄かった。



こちらの写真は何か分かるかな?
ツアー客に土産物を売ろうと必死のエジプト人。

ムバラク政権崩壊前は毎日2,000人~3,000人の観光客がいたそうだが、今は100人ほどで観光業が壊滅状態とのこと。自分たちで首絞めてるから同情の余地なし。


王家の谷の後、エジプトのお土産を作るお店へ。
ツアーで行く場合の定番ですな。ってか普通最後に行く所だと思うのだが、エジプト人は物売りたくて仕方がないのだろうか。


 エジプトのお土産はこんな感じ。

そういえば、エジプト人がマコトさんに「キャット、キャット」と置物を売ってきたが、マコトさんが「これはバステト神でしょ」と切り返してた(笑)。
どっちがエジプト人なんだが。 



正直な感想はここ面白かった。
短期旅行でハイテンションだったら買っちゃうかも。




次に向かったのが「ハトシェプスト女王殿」


ハトシェプストはエジプト初の女王。
ガイド曰く、この女王様はソマリアから香辛料を運んできたりと貿易に力を入れた立派な王様だったようです。



ハヤブサが凛々しい。

宮殿手前には像の列が。
宮殿内は特に凄くはなかったが、壁に香辛料の貿易をしていた壁画が綺麗に残っていた。


次に向かったのは「ラメセス3世葬祭殿」
一般40EGP(600円)、学生20EGP。

凄く大きい門が3つほどあり、
そこに刻まれている壁画がまたすごい。

特徴的なのがここの壁画は掘りが深い。くっきりしてわかりやすい。
この写真の左側の人の壁画、2人が重なっているように見えるがガイドによると「ミステイク」とのこと。
つなぐ手が届かなくて描き直したようです。(ほんとかな~?)

破壊された像達。

一番奥の広場。

ガイドがなんか言っていたが忘れた。


最後の目的地は「メムノン巨像」
アメンホテプ3世の像。
入場料なし。
畑にポツンと2体座っている。

たくさんのハトの住処に。

ここにもお土産屋さんが多数あるんだが、自分らの乗ってきたワゴン車が来たとたん、何処からともなく一斉に現れる。数少ない観光客だが、お金の無い我々で申し訳ない。



今日の観光はこれで終了。
ホテルへ帰還する途中、案の定ガイドからドライバーへのチップの要求がありました。皆あげてもいいと思ったのだが渡された封筒には「最低20EGPください」とコメントが書かれていた。
こっちの感覚としては「最初の取り決めで45EGP払っているんだからチップは不要で後は気持ち次第」。なのでこのコメント見た瞬間あげる気が無くなりました。

ルクソールの2日間の滞在もこれで終わり。
次の都市アスワンへ向かいます。