2013年10月16日水曜日

王様達のお墓があるルクソールへ

カイロを後にし次に向かったのはルクソール。
バスのチケットは出発当日の朝に買いに行った。
先日来た時よりも人の数はめっきり減っており、スムーズに購入できた。ホテルに戻り従業員にその話をしたら犠牲祭でエジプト人は田舎に帰っていて静かとのこと。
数日前にチケット売り場行ったときに混んでたのは皆帰る為のチケットを買っていたのだと、この時分かった。

ラムセス駅北側にあるバスターミナル
21:12
85EGP(1,300円)+バック代2EGP
何処からバスが出発するのか全く分からず。
立っている人に聞いたら「ここのプラットホームから出るぞ」と言われたので、出発10前にそこに行く。
念のため再度聞いたら「ここではない、あっちだ」と言われる。
言われたところへ行ってみるがバス運転手から違うと言われる・・・・
も~この国嫌だ。
そこに若いエジプト人が声をかけてきて、「ここで待ってろ」といいどこかへいってしまう、そして少ししたら戻ってきてバスの所まで案内してくれた。どうやら探してきてくれたようだ。
エジプト人はいい人もいれば、いい加減でどうしようも無い人もおる、ほんと凄い国だ。
カイロからルクソールまでは600㎞の道のり。所要10時間ぐらい。
バスはルクソール駅前に朝6:00頃到着した。



宿泊場所は「Boomerang Hotel」
ルクソール駅から歩いて10分ほど
1泊ツインで1人25EGP(400円)
ドミトリーは無いが安くて綺麗。
朝方だがチェックインさせてくれた。


一昨日に先行してカイロを出発したメンバー4人ともここで合流。
スーダン行きフェリーも同じ日なのでケニア・ナイロビまでは当分この8人での行動となりそうです。

10:00まで睡眠を取り早速ルクソール観光へ。

ルクソール神殿行く前に学生証を作りに行く途中、
若いエジプト人と遭遇、皆頭が青い。
お休み中だから羽目外してる。



最初に向かったのは「ルクソール神殿」
一般60EGP(900円)、学生30EGP。

写真の第一塔門前に2本のオベリスクが立っていたのだが、現在は1本のみ。もう1本はフランス・パリのコンコルド広場にあるそうです。
返さなくていいのでしょうかぁ?


門の前に座る2体の銅像。

このルクソール神殿、久しぶりに凄く圧倒された。
タイのスコータイ遺跡に行った時と同じ感覚で新鮮。

イスラムは偶像崇拝が禁止されているからだろうか、
顔などが削られたり破壊されている。
立っている石像は皆左足が前にでている。

壁画をバックに撮影。

「犠牲祭」でエジプトは1週間お休みのせいか
子供たちも観光に来ている。

地元人は1EGPで入場券買ってた(優遇しすぎ)
地元の子供たちはとてもフレンドリー。
写真を撮ろうとすると喜んでポーズ取るし、一緒に写真を撮ってくれと言ってくる、向こうも外人に興味津々。ただ女の子たちは写真を嫌がる、カメラ向けると「No」と言う、なので後ろに退散してしまった。
男はダメで女性が撮る分には嫌がらないらしい。


神殿の参道には多くのスフィンクス達が。

「ラメセス2世の中庭」で記念撮影をする。
石像たちにならって足を前に整列。
(間違えて右足が前になってる)

調子に乗ってジャンプ撮影。

周りのエジプト人も目を丸くして我々の撮影会を見ていた。
観光しているエジプト人達はやさしいのか我々の撮影会終わるまでカメラの後ろにいてくれた。




次に向かったのはルクソール神殿から3㎞北にある「カルナック神殿」へ。遠いので馬車で向かう、交渉して14EGP、1人2EGP。

「カルナック神殿」入場料
一般80EGP(1,200円)、学生40EGP

ここも遺跡の凄さに圧倒された。
てっぺんの傘みたいに広がった柱はどのように作られたのだろうか。
壁画の保存状態もすごくいい。

自分以外、皆持っているカメラは一眼レフ(もしくはミラーレス)でした。
旅行していると本当に欲しくなるし、カメラの勉強もしたくなる。

ここにもオベリスクが2本立ってる。

エジプトの子供。
日本人が珍しいらしく、怖がってる。
この後ちいちゃい子の方が泣いてしまう。

エジプト人のおじちゃんが撮影スポットを教えてくれる。
確かにグッドなところが多数。
ただ案の定、バンクシーを求められる。
払わなかったけどね。

スフィンクス・・・ではない・・・・バッファロー?




今日はこの後ご飯を食べ終了。
翌日はナイル川西側を車チャーターして観光へ。
朝8:00にホテル前から出発。
ガイド・運転手付き1人45EGP(700円)。

あとルクソールでは学生証が100EGPで作れる。
3人持ってなかったのでここで作ってた、見せてもらったが大学名が「モッコリ大学」だった(笑)。
タイで作った自分の学生証よりはクオリティは高かった。


最初に向かったのは「王家の谷」
一般100EGP(1,500円)、学生50EGP。

残念なのはここは撮影禁止。
入口でカメラを預ける、撮影がばれた場合1,000EGPの罰金になる。外から写真撮った後カメラを預け中へ。

トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の墓もあるが、入場禁止で入れず。
他にラメセス4世、ラメセス9世、ラメセス3世の墓をそれぞれ回る。
墓内の壁画の装飾がとても綺麗で凄かった。



こちらの写真は何か分かるかな?
ツアー客に土産物を売ろうと必死のエジプト人。

ムバラク政権崩壊前は毎日2,000人~3,000人の観光客がいたそうだが、今は100人ほどで観光業が壊滅状態とのこと。自分たちで首絞めてるから同情の余地なし。


王家の谷の後、エジプトのお土産を作るお店へ。
ツアーで行く場合の定番ですな。ってか普通最後に行く所だと思うのだが、エジプト人は物売りたくて仕方がないのだろうか。


 エジプトのお土産はこんな感じ。

そういえば、エジプト人がマコトさんに「キャット、キャット」と置物を売ってきたが、マコトさんが「これはバステト神でしょ」と切り返してた(笑)。
どっちがエジプト人なんだが。 



正直な感想はここ面白かった。
短期旅行でハイテンションだったら買っちゃうかも。




次に向かったのが「ハトシェプスト女王殿」


ハトシェプストはエジプト初の女王。
ガイド曰く、この女王様はソマリアから香辛料を運んできたりと貿易に力を入れた立派な王様だったようです。



ハヤブサが凛々しい。

宮殿手前には像の列が。
宮殿内は特に凄くはなかったが、壁に香辛料の貿易をしていた壁画が綺麗に残っていた。


次に向かったのは「ラメセス3世葬祭殿」
一般40EGP(600円)、学生20EGP。

凄く大きい門が3つほどあり、
そこに刻まれている壁画がまたすごい。

特徴的なのがここの壁画は掘りが深い。くっきりしてわかりやすい。
この写真の左側の人の壁画、2人が重なっているように見えるがガイドによると「ミステイク」とのこと。
つなぐ手が届かなくて描き直したようです。(ほんとかな~?)

破壊された像達。

一番奥の広場。

ガイドがなんか言っていたが忘れた。


最後の目的地は「メムノン巨像」
アメンホテプ3世の像。
入場料なし。
畑にポツンと2体座っている。

たくさんのハトの住処に。

ここにもお土産屋さんが多数あるんだが、自分らの乗ってきたワゴン車が来たとたん、何処からともなく一斉に現れる。数少ない観光客だが、お金の無い我々で申し訳ない。



今日の観光はこれで終了。
ホテルへ帰還する途中、案の定ガイドからドライバーへのチップの要求がありました。皆あげてもいいと思ったのだが渡された封筒には「最低20EGPください」とコメントが書かれていた。
こっちの感覚としては「最初の取り決めで45EGP払っているんだからチップは不要で後は気持ち次第」。なのでこのコメント見た瞬間あげる気が無くなりました。

ルクソールの2日間の滞在もこれで終わり。
次の都市アスワンへ向かいます。




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