2013年11月13日水曜日

ジンカの少数民族たち

ジンカ村を拠点にして各民族の村を観光した。

ジンカに着いた翌日(木曜日)、「カイアファール」という村の「木曜マーケット」へ行きました。
「ジンカ」と「カイアファール」間はミニバスが毎日走っているので行きやすい。バス代片道20BIR、1時間ほどで到着。






ここで「ハマル族」がいた。雑貨、穀物だけでなく観光客が来ることを想定したお土産など多くの物を販売していた。
そして、観光客を見るや「フォト、1ブル」と言ってくる。
このジンカにいる民族達の写真を撮るにはお金がかかる、入村料も取る、民族達がお金を稼ぐシステムみたいなものができていて子供たちも大人に混ざり「フォト、マネー」と言ってくる。
人の住処に踏み入るのでタダで入るのは失礼ではあるけどちょっとガッカリはした。(気持ちは複雑)





金曜日はダラダラし、土曜日はジンカ村の土曜マーケットに行った。しかし、運が悪かった。
というのも、着いた数日前に「ムルシ族」「アリ族」の双方に死者がでる大きなケンカ(戦争?)があり、 土曜マーケットに来るはずのムルシ族が全くいなかった 。
とても残念…。なので20分ほど回って終了。


ムルシ族がジンカに来ないのならこっちから行ってやろうということで火曜日「ムルシ族」がいる村に行った。




「ムルシ族」は「マゴナショナルパーク」内にいてガイドと一緒でないと中に入れない。
国立公園入場料180BIR、ガイド代1人200BIR。
各村の入村料はまちまちだが100BIRほど。

ここで三箇所の村を見学させてもらった。
村に入った途端に民族達が集まってくる。
基本歓迎ムードだけど「カメラ、フォト、マネー」と言って押し寄せてくる。
1フォト撮るのに2ブルほどなので大きな額にはならないけど住民の生活がどんなものかを知りたくて来たのに写真撮影会で終わってしまった感じ。
十分楽しめたがもう少し村の生活がどんなものかを知りたかった。

少数民族の観光にジンカに5日費やしたが交通手段がないのと、正規の現地ガイドが1社しかないのでこちらの思い通りの観光が出来ない点に苦労した。
何日も交渉してくれた仲間に感謝です。

エチオピアの旅もこのジンカで最後。
10月27日に入ったエチオピアだけど1ヶ月近くいた。
エチオピアは入国前にイメージしていた「アフリカ」とは違っていい意味で裏切られた。
ただそれと同時に最後までバス料金・ガイド料金に対しての理不尽なボッタクリや揉め事にはウンザリした。
(これさえ無ければなぁ…戦ってくれた強力な仲間達に感謝感謝)

次の国はケニア。
世界で最も過酷で危険な国境超え「モヤレルート」を通ってナイロビに入ります。



 

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