2013年8月30日金曜日

温泉の街ブダペスト

ザグレブからハンガリー・ブダペストへ。
ブダペストのキーワードは「温泉」「パプリカ」「フォアグラ」「ワイン」の四つ。 中でも温泉を目当てにこの街に訪れたと言っていいほど入りたかった。日本を出てまる五か月が過ぎシャワーのみの生活は日本人には酷すぎる。5か所の温泉を巡りここで3泊費やした。

ザグレブからブダペストへは電車で8時間。10:00発18:00着。国境での出入国は途中電車の中で係員が来てスタンプを押していく。パスポートにはだいぶスタンプが増えてきた。でもスタンプ押すとこは各国で滅茶苦茶。エジプトなんかページの一番後ろに押すし、モンテネグロとボスニアにいたっては入国のスタンプを押さない(出国スタンプは押された)・・・不思議だ。

電車の中。予約席もあるみたいでどこに乗ればいいか最初戸惑う。一番後ろの車両に乗ろうとしたら先頭車両に乗れとのこと、どうやら後ろの車両は途中切り離されて違うところ行くようだった・・危なかった。途中車両が切り離されたりくっついたり・・・着いた時には自分の乗った車両真ん中になっていた。
写真は翌日「ゲッレールトの丘」から撮った写真。街の真ん中をドナウ川が流れており写真左が「ブダ」、写真右が「ペスト」、街は独立していたが1873年に合併してブダペストとなる。

時間通り18:00に到着したので速攻でホテルへ。「Base Budapest Hostel」、1泊8€(1,000円)。WiFiが切れたりするのがいただけないがそれ以外はGood!
因みに日本人バックパッカーは「アンダンテ・ホステル」という日本人宿に集まるらしい。12月に行くアフリカの情報ほしかったので泊まろうか悩んだが15€するのでやめた。
今日はもう遅いので観光せず。久しぶりのレストランでの食事。
「パプリカで煮込んだビーフ」、右が「パプリカサラダ」、そして「ハンガリービール」
 
ビール500mlじゃたりずワインも飲む。夕食代合計3700Ft(1,600円)。クロアチアで節約したせいかな、リバウンドというやつだ。
 
翌日早速温泉巡りへ。ホテルから最初の温泉地「ゲッレールト温泉」へ。行く途中に「中央市場」へよる。写真の建物が市場でハンガリーで最大規模をほこる。
市場の中央でイスラエルに関する催しがやってた。イスラエル懐かしい。
ハンガリー名物パプリカ。こちらは酢漬けされたパプリカ達。お土産用かは不明だがスマイルがいい感じ。
二階から撮影。1階がソーセージや果物・野菜が売られ2階はお土産が並ぶ。
本当にいろんなパプリカが売ってる。ハンガリーの食材には欠かせないもの。
中央市場をぐるっと回ったあと本命の温泉へ。
1件目「ゲッレールト温泉」、4,400Ft(1,900円)。超高級ホテル・ゲッレルートホテルの中にある。凄く豪華でビックリした。入口が正面のホテル入口でなく横だったのでわかりずらい。
中には温泉だけでなくプールもある。というか温泉よりプールのほうがメインとしか思えない。
こちらもプール。最初システムがよくわからず、そしてめちゃくちゃ広いので温泉までたどり着くのに時間がかかった。温泉へはこの奥に小さな入口があり入って行くとある。
奥にあった温泉の温度は40℃。ちょうどいい暑さ、サウナもある。ただ値段が高い・・プールはいいのでその分安くしてほしい。
 
次の温泉地「ルダシュ温泉」へ。3,000Ft(1,300円)。この温泉は撮影禁止だったので写真はなし。ここでは水着で入らずフンドシを渡されそれを巻いてはいる。慣れてない外人は前だけでなくもう一枚借りておしり側も隠してた。ゲッレールト温泉とは一転してホントの温泉という感じ。サウナもあり、温泉も硫黄の香りがする。お湯の温度も38℃と40℃。一押しです。
2件回った後、次の温泉地「ルカーチ温泉」へ。その行く途中にブダペストのシンボル「王宮」がありその下に写真の「くさり橋」という橋がある。ブダペストは全部で9本の橋からなっている。くさり橋は西の「ブダ」と東の「ペスト」を最初に結んだ橋。
「王宮」は・・・何であるのか分からん(勉強不足)。中は博物館になってた。
「ブダ」側のほとんどがこの王宮の敷地で占められている。ハンガリーの国旗が永遠と。最初イタリアの国旗かと思った。間際らしいな。
さすが王宮。移動手段はヨルダンのロバやラクダでなく白馬。
 
王宮の丘にある「マーチャーシュ教会」。入場料1,100Ft(500円)、学生700Ft。
王宮を後にしひたすら温泉へ向かう。その途中で見かけた信号。ハンガリーの大通りでは自転車と歩行者の道がちゃんと分けられてる。
「ルカーチ温泉」到着、3,000Ft(1,300円)。病院と併設されている。お年寄りとか病人が多く感じた。
ここにもプールが。ここも広くて目当ての温泉にたどり着くのに大変だった。
温泉内部はこんな感じ。温度は40℃。温泉はそんなに広くなく、途中雨が降ってきてプールの連中も温泉へ流れ込んできて混雑した。
帰り道に橋から撮ったハンガリーの国会議事堂。どこの国も政治を行う建物は偉そうだ。
 
本日の夕食。ハンガリー料理「Halaszle(ハラースレー)」、1,270(550円)。ナマズのぶつ切りをパプリカで煮込んだスープ。辛いが病みつきになる。美味い。
 
 
夜景がきれいだったので、再度王宮へ行った。
夜景がめちゃくちゃ綺麗だったんだけど、いい写真が撮れず残念。
 
遅くなったので本日の観光は終了。1日3件の温泉は体力を使う。正直疲れた。ただ翌日も温泉巡り。
今日は2件の温泉を巡る。1件目「キラーイ温泉」、2,400(1,050円)。温泉探すのに苦労した。びっくりしたのがトルコ・パムッカレで会った日本人学生の岡田君と偶然出会ってしまった、お互い目が点に。こんなことあるんですね。
キラーイ温泉内は撮影禁止。写真は温泉入口。お金払うとICチップが埋め込まれたバンドを渡されそれをかざして中に入る。ロッカーキーもこれを使ってロックする。システムは全て一緒だった。
この温泉は5か所回ったなかで一番好きかも。ルダシュ温泉同様に硫黄臭がいい感じ。
キラーイ温泉後、温泉から近いブダペスト南駅へ次の街「ブラチスラヴァ」への電車チケットを買いに行った。ただ販売員から駅はここではなく西側だからと言われた。ブダペストは大きな駅3つもあるから分かりにくい。因みにこの時販売員が言った「西側」と言うのは「ペスト」側という意味で「ブダペスト西駅」ではなかった。西側にある「東駅」がブラチスラヴァ発着駅。気づいた理由はチケット買った後別件でインフォメーションセンターに行ったら教えてくれた。危ない危ない、また地雷踏むところだった。
お昼ご飯は王宮内にあるレストランで食べた。ハンガリー料理「Gulyas(グヤーシュ)」。牛肉と野菜をパプリカで煮込んだスープ。
こちらはハンガリーパスタにチキンがのった料理。
食後に食べた「somloi galuska(ショムローイ・ガルシュカ)」。スポンジケーキにナッツとチョコレートとクリームが乗ったハンガリーのデザート。ビール・カプチーノもオーダーしお昼代4,500Ft(1,950円)。
お腹もいっぱいとなり、最後の温泉となる「セーチェニ温泉」へ向かう。
途中で見かけたカラス。ヨーロッパのカラスは真っ黒ではなく黒と白のハイブリット。魔女の宅急便に出てくるカラスもこうみたい。
昼間の王宮からの眺め。橋はくさり橋。ブダペストという街とにかく広い。温泉入ってたら1日じゃとてもじゃないが回り切れない広さ。
 
セーチェニ温泉へ行く途中にある「英雄広場」。ハンガリー建国1000年祭に作られた広場、ハンガリーの英雄の像が沢山ならぶ。
今日は土曜日。英雄広場で結婚式の写真撮影してた。他の教会も行ってみたがそこでも結婚式やっていて中に入れなかった。
「セーチェニ温泉」、4,300Ft(1,900円)。ブタペスト最大規模の温泉&プール。人の数もけた違い。
温泉にチェス盤が。セーチェニ温泉の名物。屋外温泉は38℃ぐらいなので長湯可能。チェスも長考OK!
室内には40℃を超える温泉とサウナがある。セチューニ温泉は人が多くゆっくり入る場所には適さない。みんなでワイワイするならいいところかも。
 
以上5つの温泉巡り+グルメツアー終了。
自分温泉ランキング。
1位キラーイ温泉
2位ルダシュ温泉
3位ゲッレールト温泉
4位セーチェニ温泉
5位ルカーチ温泉
 
ホントに広い街のブダペスト。欧米各国の観光客は勿論、日本人・韓国人・中国人もたくさん見かけた。見どころも沢山あり大変満足。フォアグラは食べる機会なかったが今度来た時トライするとして、 
温泉で旅の疲れも癒えたので次の国「スロヴァキア・ブラチスラヴァ」へ向かいます。

ハンガリートータル費用(8月29日~8月31日)
36,700Ft(15,800円)+24€(3,100円)=18,900円
温泉代17,600Ft(7,600円)が結構かかった。

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