2013年5月9日木曜日

ベトナム首都ハノイとハロン湾

 フエからハノイへ。  
17時30分に寝台バスでフエを出発し翌日の朝8時にハノイ着。
ほんとベトナム移動ばっか。最初寝台バスが嫌だったが段々慣れてきた。
今回アマゾンのタブレット「キンドル」を持ってきてるんだが暇な移動時間にこいつが良く活躍する。意外と本を読む機会が多くてチョコチョコダウンロードしている。最近は「テルマエロマエ」をDLして読んでいるがこれがまた面白い。しかしこの漫画読んでると温泉に入りたくなってきて少しホームシックにかかる・・・・頑張れ俺。
 

この寝台バスも可愛く見えてきた。でも相変わらず熟睡はできません。
ハノイのメインストリート。他の都市に比べて声かけられる回数が半端ない、個人的にベトナム居心地がいいんですが、これさえなければな~と思う。

 
泊まったホテルは「MAY DE VILLE」。ドミトリー1泊122,000D(600円)。ホイアンのホテルで知り合った日本人に紹介してもらった所。ゲストハウスと思えないぐらい立派です。紹介してもらってよかった。宿泊客はほぼ欧米人。ま~おかげで英会話の勉強ができます。同室にはオランダ人とアイルランド人だった。話が脱線しますがオランダって英語では「ネーデルランド」って言うんですね、最初理解できず世界地図見せて指さしてもらった。
前後してしまうが、ホテルには8時半に着いたがチェックインが14時からと言われたのでバックを預かってもらい14時まで市内観光へ。
上の写真は「ハノイ大聖堂」。中には入れず大聖堂の周りをぐるっと回って終了。
 

「ホアロー収容所」、入場料20,000D(100円)。フランス植民地時代に建てられた刑務所。フランスが支配している時に抵抗したベトナム人がここに収容されたとか。当時の拷問した絵やギロチンが展示されてる。

ハノイ市内のど真ん中には「ホアンキエム湖」がある。その湖にある「玉山祠」へ。入場料20,000D(100円)。
亀の剥製が祭られてる。この寺のメインのようです。

 途中サンドイッチを買ってホアンキエム湖で昼ご飯。座ってると色々な怪しい人が声かけてくる。このハノイは他の都市に比べて詐欺師が多いですね、日本語で話かけてきて「募金してほしいとか」、「娘が日本語を勉強しているので家まで来て教えてやってくれないか」言ってくる(俺は騙されないよ~もっとお金ありそうな人ねらいなよな~)。

この後町をフラフラ散策した後ホテルに行きチェックイン。
寝台バスで来たおかげで体洗ってなくすぐシャワーを浴びる。夜間移動は宿泊費が浮くんだがその分体を洗ったり歯を磨いたりできないのがつらい。
中国の勉強もしたいので今日はこれで終了。翌日一旦ハノイを離れハロン湾へ行きます。



ハノイを8時に出発し12時に港に到着。ここから写真の船に乗りハロン湖へ。この船で1泊します。ホイアンでホテル一緒だったの旅人さんから「船沈むよ」と言われましたがそれはそれで楽しそうなのであえて船に泊まります。(ちなみに船でなくホテルで泊まることもできた)


船に乗ってまず向かったのが鍾乳洞。ハロン湾にも鍾乳洞があるのです。フォンニャ洞窟で見たばかりなのにまた見ることができるとは。


 フォンニャ洞窟に比べて規模は小さいがなかなか見応えあります。綺麗にライトアップされている。

ここでもガイドさんが「イルカに似ている」とか言いながらガイドをする。あと暗いところの撮影が少し上手になってきた気がする。
鍾乳洞見た後、また船に乗り20分ほどして水上に浮かぶ家へ。ここで釣りやら、カヌーやらができる。自分はアメリカ人と一緒にカヌーに乗る。
とにかく絶景です。ドラゴンボールの世界ですね、筋斗雲に乗って回りたい。こんな景色が360度にわたってあり、世界遺産に登録されているのが理解できます。

17時ごろでひと通りツアーは終了。ホテルで泊まる組とはここでお別れ。

 夕食の準備をしている間、船の屋上で他の外国人達と英会話。今回のツアーメンバーは自分以外の日本人はおらず、スペイン人5名、アルゼンチン人2名、カナダ人2名、ベトナム人4名、アメリカ人1名、アイルランド人1名、ブラジル人2名、あと自分。
英語力は勿論自分が一番へたっぴで、外人さん達も理解してくれてゆっくり話をしてくれる、また英語の使い方が違うと訂正してくれる。自分が過去にイタリアでお金盗まれたことを言おうとして「stole my monny!」って言ったら、これは間違いで「My money was robbedって言うんだよ」と教えてもらった。自分の英語力がこんなもんなんで逆に気を使ってもらいました。
こんなやり取りが1時間ほどここで続く・・・頭がフル回転でショートしそう。簡単な内容なんですがリアルタイムではとっさに英語が口からでてこない、とにかくボキャブラリーを覚えて喋りこまないと英語上達しないと理解してきた。(もっとがんばろと自分に言い聞かせる。)

曇ってますが夕日をバックに写真を撮ってもらう。この後7人ほどで集合写真を撮る。後日スペイン人からメールで写真を送ってもらうことに。
 晩さん会スタート。アルゼンチン人の陽気な性格は非常に周りを楽しませてくれる。ただ、サッカーの話をしている時にアルゼンチン人の人がメッシは好きか?と聞かれ自分は「メッシよりクリスティアーノロナウドが好きだ」と言ったらへこんでた(空気読めずすみません・・英語話すだけで必死です)。
夕食後も英会話が続く。日本人は自分しかいないので色々聞かれる・・・が、日本人なのに日本の簡単な事でも意外と良くわからないことに気がつく(東京都の人口って今どの位なんだ?1千万人と答えたけどあってたかな)。再度日本について勉強せねば。

23時に部屋へ戻る。写真が今日泊まる船の部屋。想像していたよりもまともです。ただエンジン音がうるさい。

船で1泊した後、朝ごはんを船で食べる。ハロン湾ツアーはこれで終了。この後ハノイに戻る。

ハノイへ戻る途中の昼飯時。
アルゼンチン人はとにかく陽気。他人のカメラ使って写真撮ってる。この後3時間バスに乗るんだが寝かしてくれない、ジョーダンも言うんだが英語力のない自分にとって理解するのに一苦労、理解できなさ過ぎて横にいるスペイン人に英語で通訳をしてもらう、その英語を理解するのも一苦労。帰りの3時間は死にそうでした。おかげでハノイに戻ったら取りあえずシャワー浴びて2時間ほど寝てしまいました。この後夕食食べて本日終了。
 


次の日はまだ観光していない「ホーチミンミュージアム」、「ホー チミン廟」、「タンロン遺跡」へ観光。場所は泊まっているホテルからタクシーで20分くらいところにある。タクシーはトラブルが多いと聞くので乗る前に行く場所とメーターを回すよう指摘してから乗る。
「ホーチミンミュージアム」。入場料20,000D(100円)。ここまでのタクシー代は37,000D(190円)・・・相場が分からん。
ここはホーチミンの偉業を紹介しいる博物館。ホーチミンが使用していた私物から戦争の道具まで展示されている。ただホーチミンの事を全く勉強せずに来たので全く内容が分からない、失敗した・・・・。
「ホーチミン廟」。ホーチミンの遺体が冷凍保存されている場所。入場料は無料。中は非常に寒い、もちろんホーチミンの遺体の撮影は禁止、遺体の周りを流れるように見て回る、立ち止るのも禁止で警備員が厳重に管理している。安らかな顔をして静かに眠っているようでした。

周りをブラブラしながらホテルまで歩いて戻る。世界遺産のタンロン遺跡の場所が分からないのでホテルに戻ろうとした時、肩を叩かれる。誰かと思って振り向いたらカンボジアのバスで一緒だった日本人だった。お互いビックリ、10日ぶりの再会です。一緒に昼ご飯を食べる。彼は今日の17時にラオス行きのバスがあるのでここでお別れ。ベトナムは旅のルートが決まっているので同じ町にいる可能性は高いんだが・・いや~ビックリしました。

ホテル近くで昼ご飯を食べた後「タンロン遺跡」へタクシーで行く。別会社のタクシーに乗る、50,000Dかかった、ホーチミン廟より近いのに・・・なぜ?疑問はさておき、タンロン遺跡に行く。
ここは2010年に世界文化遺産に登録された場所、認知度が低いのか人があまりいない。入場料は30,000D(150円)。
アオサイ(制服)を着る高校生、タンロン遺跡前で写真を取っているところを横からパチリ。
昨日あたりから小中高生が長期休暇に入っているようで学生を多く見かけます。
まだ遺跡発掘は進行形でが発掘作業をしていた。

タンロン遺跡横にある「ベトナム軍事博物館」にも行った。入場料30,000D(150円)。こちらは国旗掲揚台。
ベトナムでの戦争に関する展示物が多数。戦闘機やヘリコプターなども展示されている。

ハノイの観光はこれで終了、明日バスで中国南寧に向かいます。
ベトナムには15日間滞在可能なところをフルに使い14日間滞在。世界遺産に登録されている場所を6か所回れたのはツアー会社をうまく使えたからだと思う、他の国に比べて物価高かったですがいつかまた来たいですね。


ベトナムトータル費用→8,013,800D(40,000円)+$20(2,000円)=42,000円
 

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