2013年5月16日木曜日

桂林 漓江下りと陽朔観光 そして龍勝へ

南寧から北に200キロにある桂林へ。

桂林は中国に入るまで知らなかった場所(中国は無知なんです)。
当初は南寧から東(広州)に行く予定だったがノービザで15日間滞在できるので日程的に余裕があり他の都市も行ってみようと思いガイドブックとニラメッコしてたら桂林が目に留まった。桂林から広州にも電車・バスがあるので丁度よかった。


朝の「南寧駅」。
8時15分発、桂林に14時着。乗るまでに2度の荷物検査し、切符確認が3度、どんなけ厳重なんだ・・?座席シートは「硬座」なだけあってとても固く2時間も座ってられないぐらいキツイ。向かい合う形で4人が座るが横の中国人が少し日本語が話せるようで中国について色々教えてもらった。中国人は自分が一人旅しているのにビックリしたのと日本に行ったことがなく日本に憧れがあるようで逆に色々聞かれた。またスナックだったりサンドイッチだったり色々くれる。初めて中国人から優しさをいただきました。
重いバックパックが邪魔なので先にホテルにチェックイン。「Backstreet Hostel(桂林后街国際青年会館)」。1泊45元(675円)。ここはユースホステル、ユースのロビーはそれぞれ個性があり楽しい。
今回の旅でユースホステルを使う機会が以外と多い、旅立つ前にHPでユースについて調べると、2000円も払って会員になっても元取れないといったマイナスの情報が多く会員にならなかったが、決してそんなことはないと思った。このホテルも会員だと35元で泊まれる。
ホテルに荷物を置き市内を観光。桂林市内には「両江四湖」という湖がある。船で回るツアーがあるが時間に余裕があるので約4キロほどを歩いて回る。上の写真は「杉湖」にある「日月塔」
「榕湖」、「桂湖」と回って最後は上の写真の「木龍湖」へ。桂林は少しベトナムのハロン湾の面影を感じるのは気のせいか。




1時間ほど歩いた後の帰り道に食堂街を発見。好物の「刀削麺」を食す。値段は10元(150円)。日本で食べたのよりも辛い。日本では甘辛かったけど、こちらはひたすら辛い・・けど美味い。

今日はこれで終了翌日は漓江下りをする。


桂林観光の目玉「漓江下り」。ツアーで参加、昼飯付で350元(5,300円)。船に乗ってから分かったことなのだが、良かったことと悪かったことがそれぞれあった。
良かったことは南寧からの電車で一緒だった中国人が「陽朔(ようさく)」という小さな町が綺麗でいいよという情報をもらったので桂林の次に行く予定にしていたのだが、実はこの漓江下りの到着地点が「陽朔」だった(笑)。悪かった点はせっかく陽朔に着くんだったら桂林のホテルをチェックアウトしてくれば移動代(20元ぐらい)が浮いたなといった点。事前にもう少し情報取りをしていればよかった。
そんなことを考えながら船に乗ったが取りあえず漓江下りを楽しむことに。
事前予習で「山水画にでてくるような景観」と書かれてたが、その通りの絶景。
クルーズは約3時間ほど。この船は人が少ないほうだったので写真は比較的取りやすかった。他の船は溢れんばかりの人の数、可愛そうに。今日は霧が少し出ているがそれとも何時もこうなのだろうか、霧が出ていても絵になる。
このでかい山は「九馬画山」。9頭の馬の姿が隠れているといわれているそうです。
中国通貨20元の裏側の絵のモデルになった場所のようです。ただその時20元札持ってなかったので同じように写真が取れなかった。約3時間のクルーズを終え陽朔着。
カルスト地形に囲まれた小さな町「陽朔」。フリータイムが1時間半ありその後バスで桂林で戻るスケジュールだったが、あらためてここに来ないと決断し、陽朔観光ツアーをオプション追加した、費用は200元(3,000円)。
周りのカルスト地形を見ながらイカダで川下り。観光客が多いのにビックリ。
途中イカダを降り写真撮影。水牛に乗せてもらう。他に2頭おり一緒に写真撮る人で大賑わい。奈良の鹿のようにこの水牛達はこの町に多大な経済効果をもたらしております。
約2時間ほどで終了し、桂林へバスで帰ります。
19時に桂林に着きすぐ夕食を食べに外へ。ブラブラ歩き人がそこそこ入っている店に入る。魚と鶏肉の火鍋(Beer Fish Hot Pot)。値段は50元(750円)。店員の人におすすめは何か聞いて注文。ただ2人前80元だったので1人前にしてもらった。これはめちゃくちゃうまかった。中国料理すごくうまいです。
桂林の夜の夜景。当たり前だが生で見たほうがすごく綺麗。翌 日はバスのチケットと龍勝観光のチケットを購入したりと桂林で一休み。
実は今日町中をボケェ~と歩いていたらスリにあった・・・orz。タブレット端末と折りたたみ傘をぬすまれる;つД`)
考え事しながら信号待ちをしていた時だと思う・・・。普段持ち歩かないタブレットを持っていたことと鞄に鍵を掛けなかったことなど不手際が重なった結果がこの有様。暇つぶしの道具なので旅に支障はないが・・・精神的ショックがでかい。スリって気が付かないものだとあらためて認識した、今後はもう少し警戒します。



昨日ヤケ酒を飲み1日充電して、桂林から100ロ離れた「龍勝」へ行く。
車で約2時間、途中中国少数民族ヤオ族の村を観光してそのあと龍勝に着。ここは見事な棚田があるところ。1日ツアーで350元(5,300円)、ツアー参加者7人で日本人はおらず欧米人のみ(もう慣れたけどね)。ここの景観もすごい見事。
ガイドさんに写真を撮ってもらう。・・が、なぜか斜めに撮る・・・。棚田なのに斜めに写真撮ったらただの田んぼ(笑)、地形に合わせて撮る必要はないアルヨ~。
標高は1,000メートルを超え上着は着るまでもないが少し肌寒い。ガイドさんいわく、今ここに住んでいる人は老人がほとんどで、若者は上海などに出稼ぎにでているそうです。
山の頂上まで30分ほど歩いて登る。途中住民の家を覗かせてもらいながら登るも以外とキツイ、ガイドさんも息切らしながら説明する、ご苦労様です。
頂上到着、足がプルプルと・・・きてますきてます。
それはさて置き、写真では伝わりにくいが絶景です。30分ほど頂上にいて来た道を戻る、足がほんとキツイ。17時にホテルに着き本日観光終了。

桂林には4日間もいたが、「桂林市内」「陽朔」「龍勝」と観光場所が多く十分楽しめました。翌日は次の町「長沙」へ向かいます。

※東南アジアに比べ中国は物価が少し高い気がする。よりいっそう節約せねば。

2 件のコメント:

  1. > 中国は無知なんです
    (´ー`)σ)Д`) こやつめ、ハハ。

    すみません。質問なんですが
    タブレットないのに、どうやって更新してるんですか?

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  2. 中国の勉強はゲームの「三国志」と「三國無双」だけ(笑)。ほんと他さっぱし。

    ASUSのノートパソコンを別で持っていて、パソコンは更新や宿探しに使用してる。
    タブレットは暇つぶしに漫画とか音楽とかで使用していた。
    タブレットは移動時に意外と活躍したんだけどな~早々にリタイヤです。

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