2013年12月2日月曜日

キリマンジェロ〈4日目〉〈5日目〉〈最終日〉


〈4日目〉
am6:30 起床
am7:00 朝食
am7:30 出発

この朝の時間も慣れてきたが、標高が高くなってきた為朝がすごく寒い。寝袋の中で寝ても足先が寒く靴下を履いて寝た。

天気は今までの3日間で一番良く、登頂日和だ。


ただ雲の動きがすごく速いのでキリマンジェロの頂上が綺麗と思い写真を撮るもののタイミングが難しい。
3人の集合写真を撮るも山に少し雲がかかってしまった。







4日目は今までとまた違い岩をよじ登ったりした。
マチャメルートは毎日が違ったシチュエーションなのが面白く楽しい。


そして今日の宿泊地「BARAHU HUT」(4,600m)に15:00に到着。

いよいよ今日深夜に山頂へアタックの為早めの夕食を取りすぐ寝ることに。ただもうここは雲の上、雲海が凄かった。



日没後(18:30頃)即就寝についた。
深夜0時に登頂アタックです。


〈5日目〉
4時間程の睡眠を取り、いよいよ山頂へアタック!!
00:00に出発、真夜中なので真暗、ヘッドライトを頼りに山頂へ向かう。
ビックリしたのが夜メチャクチャ寒い。
キャンプ地の標高が4,800mなので当然なんだが想像以上の寒さ。風邪もビュンビュン吹いているのも影響しているのかもしれない。
そして5,000mを超えるともう酸素が薄く今までの速度で登る事が出来なくなった。
殆どすり足で登っている感じ。
ガイドの足を見ながら心を無にしてひたすら登る、30分毎に約5分の休憩を挟む、そしてただひたすら登る。

やっと山頂間近の「STELLA POINT」(5,730m)へ到着、この時点で6:15。
山頂ゴールまで1㎞程あるがサンライズは6:30、もう東から登る太陽を背にして向かう。

そして、遂に!!
6:45 「UHURU PEAK」(5,895m)山頂到着




あと15分早ければ朝日を見ながら写真が撮れたが無念です。
ここで記念撮影などで30分ほどいたがもう頂上寒すぎる、そしてデジタルカメラをポケットから取り出すも何故か電池切れのバグが発生、寒すぎてリチウム電池が機能しなくなった模様。
お腹に当てて温めてから装着し直してみたらしっかり充電満タンとなる。もう手足が悴んでしまってもう限界、素早く写真を撮りまくって下山しました。

深夜0時にアタックし朝日を見て、 「BARAHU HUT」のキャンプ地まで戻り昼ごはんを1時間ぐらいで食べ、睡眠などの休息を挟まず「MWEKA CAMP」(3,080m)まで下山、かなりの強行な日程。
下山だから楽かなと思ったが、下りの方が足の負担が大きく非常に疲れて踏ん張りがきかず何度も何度も転んでしまう。
登りとはまた違った負担が体に来る。
翌日は絶対筋肉痛だな~。




〈6日目最終日〉
いつも通り朝食を食べ下山する。
そういえば食事だが、初日に食べた夕食が一番豪華ででだんだん質が落ちてきたような気がする。
食材がだんだん減ってきたからだろうか。
最終日は「残りの食材を全部使った」みたいな感じがした、まあ特に不満はないが。

このマチャメルートの下山は上りと違うルートなのがいい。
(マラングルートはきた道を折り返すらしい。)

何事もなくお昼前に「MWEKA GATE」(1,630m)に到着。
後はモシに戻って終了。


しかし、やっぱりアフリカです。
これで終わらないのがこの大陸の掟でしょうか?
エンディングの後に裏イベントが発生しました。
まー先に簡単に言うとガイド・ポーターへの支払うお金でツアー会社とモメた。

追って説明していくと、下山途中でガイドから「俺達はモシまで戻らないからチップはゲートでほしい」と言われた。
でもお金は今は無い(事実)といい会社オフィスで払うといい断った。
オフィスで払うといった理由は、事前にツアー会社と自分らが払うチップについて話をしており、払うチップの額はツアー会社が教えてくれた額より低く、その差額分はツアー会社が負担することになっていたから。
(この取り決めが揉め事の原因になってしまった)

実際にオフィスに戻ったらツアー会社は知らんぷり。
挙句は「チップ以外のガイドへの給料はお前らが払え」といいだす、給料額は自分ら3人合計で450ドル。
払うわけがない、1時間ほどケンカする。
この件とは別でキリマンジェロ入山時に別途払ったクルー代を返せと言うが、なかなか払わないので「先に金返さないとチップ払わんぞ」といい、何とか取り返した。

とりあえずガイドへのチップを払おうと思いATMに行って21,000TS(12,500円、125$)引き出し、支払う。
ちなみに一緒に登ったカズキ君は100$、アヤナさんが200$払いました。
違いはチップだからその人の気持ちが入ってます。カズキ君は最初にツアー会社と取り決めした100ドルのみ払う、アヤナさんは僕らとは別でガイドが色々やってくれたからということで200$払った。自分はというと100ドルでも良かったのだが、ガイドさん達頑張ってくれたので125$あげた。

ちなみにチップの相場は
ガイド2人×1日15$×6日=180$
シェフ1人×1日10$×6日=60$
ポーター5人×1日6$×6日=180$
合計420 $。3人で割ると140$。

ガイドにチップを払い、後はツアー会社とガイドへの給料について戦うのみだったが、ATMに行って戻ってきたあたりからツアー会社の人がオフィスからいなくなっていた。
ガイドさん達と30分待つも現れず。
ガイドさんが連絡をしたらどうやら逃げた模様。
ガイドも諦めもういいと言い、自分らに登頂証明書を渡して帰って行きました。
あっけない幕切れ。

ツアー会社のオーナーに挨拶できず、今日宿泊するホテル「PARADAIS HOTEL」へ向かう。

しかしここでもトラブル発生。
ツアー会社手配で一泊無料のはずが、ホテルのスタッフから予約は入ってないとのこと。
なかなかやってくれます、オフィスに戻るもオーナーおらず、受付の女性をレストランで見つけて連絡取ってもらうと「支払い額が少ないからホテル代が出せないとのこと」、確かに840ドルは超格安なんだができないなら登る前に言えよと言いたい。
アフリカはどこでもそうだが最初「No problem」と言うが結局できずモメることが多い。

ホテルは諦めロンプラに記載されてる「Haria Hotel」へ
1泊10,000TS(700円)
Wi-Fi無料
ホットシャワーは出たり出なかったり。

ここで体の疲れを癒す為2泊滞在。

キリマンジェロ登山ははツアー会社と揉めたこと以外は辛かったけど楽しかった。
登山ルートは全部で5つあるが他のルートもそれぞれ一長一短あるのでまた来る機会あったら他のルートを登ってみたい。

タンザニアはこのキリマンジェロだけで終え、次の国ザンビアに向かいます。



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