2014年1月2日木曜日

プエルト・イグアスとシウダー・デル・エステへ

ブエノスで日本のお正月を満喫後、
次行く場所は三大瀑布の一つ「イグアスの滝」とパラグアイ「シウダーデルエステ」

ブエノスアイレス・バスターミナルを14:30に出発
バス代:$765(7,700円)
所要時間:15~18時間の長旅

この国はバス会社が100社以上あって、行く場所、料金、出発時間、食事の有無などなど自分の好きな条件で選ぶことができる。
この時は知らなかったがバスにもグレードがあり、
 1stクラスが「cama」
 2ndクラスが「semi cama」
で、もちろん値段も違う。

行きのバスは「Singar社」のsemicamaバス(知らずにsemicamaを選んでいた)、値段はお正月明けということもあり高かった。
アフリカにいたせいかバスが豪華すぎてビックリ!!
飛行機の機内食ほどじゃないが夕食、朝食がでた。
もっとショボくてもいいから安くしてほしいな。



滝の拠点となる町「プエルトイグアス」に10時到着。
昨日から天気が悪く大雨、そのためか到着時間も遅れ20時間もかかった。


まず、ホテル「ホテルイグアスフォールズ」にチェックイン。
 ホテル代:一泊ドミトリーで$100(1,000円)
      ※ユース会員だと$90

チェックイン後、すぐイグアスの滝へ!!

イグアスの滝へはリオパラグアイ社が定期便を出していてバスターミナルから15分置きに出ている。
 バス代:往復$70(700円)
 所要時間:1時間程で到着
 入場料:$170(1,700円)

と、意外に安い。

このイグアスの滝はブラジル側とアルゼンチン側があり
メインビューポイントはアルゼンチン側にある「悪魔ののどぶえ」になる。
ブラジル側に行った人は「両方良かった」と言っていた。
 ※但し、ブラジルは基本ビザがないと入国出来ないので今回は断念…。
(ちなみに日帰りならビザなしでも行けるみたいなのだが、このへんがグレーゾーンみたいで基本はダメらしい)

入口から「悪魔ののどぶえ」までは無料の小さな電車に乗り二駅目(終点)で降りてそこから橋をわたった先にある。


ナイヤガラやヴィクトリアの滝と違って大分奥の方に「悪魔ののどぶえ」がある。今日は雨が降っていて降水量が多く感じられて迫力があったがその代償として虹が見れなかったのと水が濁っていた。


上から滝を見た後、今度は滝の下側に降りていき、ボートで滝に突っ込むアトラクションを体験。
 費用:$180(1,800円)

滝の真下まで行くので迫力がある。
カッパなど無意味なので、ずぶ濡れ覚悟で行くこと。
イグアスの滝は水着で行くことをオススメします。





ここには、悪魔ののどぶえ以外にも大小様々な滝があり公園自体はすごく広い。歩いているだけでも相当面白い!
ただ不満があるとすれば食事や飲み物が異常に高く、500mlの水が$25(250円)もした、ありえん。

イグアスの滝を4時間ほど周り、ホテルへ帰りました。

アルゼンチン側だけなら朝に着いて観光して、その日のうちにパスに乗ってブエノスアイレスに帰る弾丸も可能。

ここからパラグアイの「シウダーデルエステ」という電気機器が沢山売っている国境の町に行くことができるので翌日そこによってからブエノスアイレスに帰ることにした。

翌日、朝9:30にホテル出発。
シウダーデルエステへはバスターミナルから路線バスが定期的に出ている。
バス代:片道$20(200円)
所要時間:約1時間

満席で座れず…。
殆ど現地の方で往来がとても激しいようだ。
で、チョット説明しにくいのだがアルゼンチンからパラグアイへ行くこのルート、実はアルゼンチンからパラグアイへは直接行けないのである。アルゼンチンから一旦ブラジルに入ってブラジルとパラグアイを繋ぐ「友好の橋」を渡ってパラグアイへ入る。

 ブラジルビザは?って思うかもしれないが、アルゼンチンの税関を抜けた後はバスから降りれずパラグアイまで向かうのである。
アルゼンチン税関で現地人、外国人関係なく全員バスから降りて出国チェックを受ける。

自分もパスポートに出国スタンプをもらい乗ってきたバスに再度乗り込む。30分ほどブラジルの中を走りパラグアイへ入国。
ここで注意しなければならないのがパラグアイへの入国の際バスはパラグアイ税関に止まらないということ。なぜか通過してしまう、現地人は入国スタンプはいらないのだろうか?不思議です。
自分は入国スタンプないと不法入国になってしまうので、バスの運転手に税関前で降ろしてもらうように言う。ここ南米では英語が通じないので非常に大変、「パサポルテ!(バスポート)」「ミグラシオン!(税関)」、とか適当に単語並べて言ったら通じたらしく、税関前で降ろしてもらった。
バスはそのまま行ってしまった。
もしシウダーデルエステより先に行く場合は次に来るバスに乗り換えなければならない。自分はパソコンやカメラを物色しにきただけなので再度乗る必要なし。

ここに来た理由はエジプトでパソコンが壊れてからパソコン無しで旅を続けていて安いのがあれば買うつもりだった。タブレットもネクサス7があるか探してみた。
税関の中にインフォメーションデスクがあり地図をもらい、ATMの場所とショッピングセンターの場所などの情報を取ってから向かった。


ちょうど道挟んだ反対側がショッピングセンターだったのでまずそこに行く。多くの電化製品がズラリと売られていて、通常海外で売っているカメラはニコンかキャノンの2強だが、ここにはオリンパスやパナソニックもあり、そしてアウトドアをする人に人気のカメラ「GO PRO」も売っていた。
パソコンも目当てのものが売っていたが去年日本で買った同機種が日本より二万円ぐらい高かったので買うのは止めた。まー無くても旅を続けられる。
それ以外の製品だとやっぱりアイフォン、サムスンのギャラクシーシリーズがたくさんあった。それ以外だとやはりというかソニー製品多し。

去年発表されたばかりの最新の製品が売っていたのにはビックリ。
結局見るだけで何も買わず。

あとここパラグアイでもUS$の入手は可能でアルゼンチンの滞在が1ヶ月以上になるのが確定したので400US$下ろした。
しかし失敗したのがパラグアイの通貨「グアラニ」からアルゼンチンペソに替えるレートが良かった事。
街歩きしている時に両替屋覗いてみたらレートは
1ペソ=485グアラニで、US$で換算したら1ドル=9.8ペソぐらいになる。
アルゼンチンの闇両替屋とレート変わらない。
ATMでドル下ろすと別途5ドル手数料かかるから、ATMでグアラニを下ろして両替屋で替えたほうが得かも。
ちなみに闇両替屋だと1ペソ=480グアラニだった。
せっかくなので追加でグアラニを1,000,000G(約22,500円)下ろしてアルゼンチンペソに両替。単位がデカくて下ろすときゼロの数字押し間違えてないかビビってしまった。

ブエノスアイレス行きの帰りのバスチケット(17:00発、$700、cama)は買ってあるので14:30頃シウダーデルエステを出ることにした。
税関で出国スタンプをもらい目の前でバスが来るのを待つ。
しかし30分ほど待つもなかなかバスが来ない。
15:30になってしまいチョット焦る。そこにやっと「イグアス」って書いてあるバスが来て手を上げて乗り込む。
しかしこの時なんか嫌な感じがした、隣の人にアルゼンチンに行くのか聞いてみたらブラジルのイグアスに行くと言う。
間違えてブラジル側のイグアス、「フォス・ド・イグアス」行きに乗ってしまった。お金10,000G(210円)払ってしまったが降ろしてもらうことが最優先だったのでお金返してもらわずとにかく降りた。

心にゆとりが無いとこういう事になる。
危うくブラジルに不法入国になるところだった。




プエルトイグアス行きのバスは運がいいのか悪かったのか50m後を走っていたのですぐ乗ることができた。

グアラニは使い切ってしまったが、アルゼンチンペソでも払えた。
ここシウダーデルエステは国境の街なだけあって、グアラニ、ペソ、レアルと3カ国のお金が使えた。面白いことにマクドナルドで昼ごはん食べた時のことだがグアラニでお金払ったらお釣りがグアラニとレアルの混合で出てきた。

再度アルゼンチン側の税関でスタンプをもらい入国。
ブエノス行き17:00のバスにギリギリ10分前に間に合った。
 バス代:$700(7,000円)
 RIO URUGUAY社のcamaバス
 (camaバスだっただけに行きのsemicamaよりもシートの質が上だった)
 翌日の正午前にブエノスアイレス到着。

さてイグアスの次は、アルゼンチン最南端の町「ウシュアイア」まで陸路で下って行きます。
途中プエルトマドリン、ペリトモレノ、エルチャルテン、エルカラファテ、プエルトナタレス、と寄って行くのでウシュアイアに着くの1月末になりそう。
一旦ブエノスアイレスの日本旅館に戻り南下する為の旅支度に取り掛かります。


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