2013年11月29日金曜日

キリマンジェロ〈1日目〉〈2日目〉〈3日目〉


ツアー会社と話をした翌日早速キリマンジェロを登りました。
モシからマチャメゲートまで車で45分ほど。
入口で入山料690ドルとクルー代5ドル(3人の合計は16ドル)、合計695ドルをクレジットカードで支払う。
登り始めたのは昼食を食べた後14:00から、着替えなどの荷物はポーターが持って行くので自分が持つ水などが入ったバックは約3㎏、本当ハイキングのような感じ。ポーターやシェフは食べ物やテントなどの荷物を持って先に登って行っていく。ビックリしたのがリュックサックを担ぐだけでなく頭の上に別の荷物も載せて登ってる、凄すぎる!!

〈1日目〉
初日の登山道は森の中を進んでいく。
ガイドが「ポレ、ポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と言うのでゆっくり登る。
最初は天気が良かったがだんだん雲行きが怪しくなってきた。雲の動きが速い。ついに、雨が降ってきたのでレインコートを着用。

森の中だから外の景色はまるで見えない。
ひたすら黙々と登る。
3時間ぐらい(17:00頃)で今日の宿泊地「MACHAME HAT」に到着。(標高3,000m)
ゆっくり登ったのでまだ高山病にはかからず。
夕食はパクチー入りのスープにビーフシチューとパン、コーヒー、紅茶、ミロなどの飲み物もでた。
このマチャメルートは他のマラングルートと違ってロッジなどではなく全てテント泊。もちろんシャワーなどは無く、ボール1杯のお湯を渡されて顔や手を洗う、体などは一切洗えずこれが6日間も続く、結構過酷です。


〈2日目〉
am6:30 起床
am7:00 朝食
am7:30 出発

標高も少しづつ高くなり、とうとう雲と同じ高さまで登ってきた。
1日目は森の中を行軍していた感じだが、2日目は標高が高くなったせいか植物の種類も変わる。

そして、
14:00頃 2日目のチェックポイント「SHIRA HUT」に到着。
      (標高3,800m)
まだ登るのかと思ったら今日はここで宿泊とのこと。
2日目はめっちゃ楽勝。
とても5,895mの山を上りに来た感じがしない。
ただ夕飯を食べて21:00に寝袋に入って寝ようとしたがなかなか寝付けず、ちょっとメマイがしてきた。
軽い高山病にかかった模様。
高山病の薬を半乗飲んで寝た。


〈3日目〉
am6:30 起床
am7:00 朝食
am7:30 出発

今日は少し大変。
登山者の約半数は一直線に山頂を目指す「マラングルート」を使うのだが、このマチャメルートはグルッと山を回りながら登る感じで、日程もマラングより1日分行程が長い。
その代わり
 ・色々な風景が楽しめる
 ・高山病にかかりにくい
 ・登頂成功率がマラングルートよりも高い

この3日目のルートは、一旦4,300mまで登り、その後一旦下り、山の反対側を目指す。

もうここまで来ると高い木など無く、見たこと無い植物達がお出迎え。
急な岩を登ったり、雨も降ったり止んだり。本格的な登山になってきた。高所にいるのでちょっと駆け足になると息切れが激しく辛い、心臓の鼓動が激しくならないように注意しながら登る。
休憩ポイント「BARANKO HUT」(3,950m)近くになると今まで見たことが無い木GIANT SENSIOが生えていて興味深かった。
3日目はこんな感じで終了。








4日目へと続く。





2013年11月28日木曜日

キリマンジェロツアー会社探し


ケニアでのサファリを終え、次に向かうはタンザニア
この国には日本でも有名なキリマンジェロ(標高5,895m)がある。

普段、日本で登山はしない自分ですが挑戦してきました。

キリマンジェロ登山の為、ナイロビから拠点となる町モシへ向かう。
6:45出発 バス代1,800ks(1,900円)

途中タンザニア国境でビザ代 50ドルを払いアライバルビザ取得。

(14日間のトランジットビザなら30ドルで取得可)

タンザニア入国後、途中「アルーシャ」という タンザニア第二の都市を通過するのだが、ここでケニアから一緒に来たリョウスケ君とお別れ、彼は首都ドドマを経由してタンザニアの南にあるマラウイとう国へ向かいました。

僕ら3人はモシへ向かう。モシには時間通り13:00に到着。


泊まったホテルは「YMCA Hotel」
1泊ツイン28,000タンザニアシリング(1,900円)
Wi-Fi使えるが有料
値段の割にシャワーや部屋の質が悪かった。

落ち着いたらツアー会社を探しに街へ。
ナイロビから一緒に来た学生のモリオ君はキリマンジェロ登山はしないが一緒に付き添ってくれた。
ツアー会社は5店あった。


≪最初の1軒目(kili Climbers & Safari)≫
 提示額:950ドル(チップ別)。
          ここから交渉し920までは下がったが、ここから下がる見込みなし。

≪2軒目(Naenda Safari's & Tours)≫
 提示額:920ドル以下にならないか聞くとあっさり900ドルに。
       プラス次行く町までのバス代込み。

≪3軒目(Totally Wild Safaris)≫
 提示額:最初900からスタートし880まで下がる。
       2日分の宿代込み。

≪4軒目≫
 
  外に出ると別会社の客引きが声をかけてきたので、
  今の状況を説明したら「それ以下にできる」と言い出すのでオフィスで詳細聞く。
 提示額:840

≪3軒目のツアー再び≫
そしたら3軒目の会社の人が追いかけてきて、同じ額の840にすると言ってくる。
必死さに負けて結局 「Totally Wild Safaris」 にした。



※ツアー交渉ポイント※

 ツアー会社にツアーの内容を書かせ、それを持って各会社と交渉する。
(というか、自分は英語が喋れないのでこうするしか無かったのだが…英語が喋れるようになりたい)
なので最初に行った「kili Climbers & Safari」でも同じ額になったかもしれない。

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◆キリマンジャロツアー詳細
【ツアー会社】Totally Wild Safaris
 
(この会社は使わないほうが良い。下山後ガイドへのチップの件でモメて、スタッフが逃げた)
【ルート】マチャメルート
【日程】5泊6日
【料金】840ドル
(入山料690ドル、ツアー代150ドル)
     +ガイドへのチップ(自分は125ドル払った)
【人数】3人        (2人で登る予定が日本人の女の子が1人加わりました)
【編成】合計8名
       ガイド:1人
       アシスタントガイド:1人
       シェフ:1人
       ポーター:5人
【その他】登山装備無料
【注意事項】
※1:マチャメゲートで入山料支払い時、料金表が後ろに提示されていて690ドルで間違いなかったのだが、別途クルー代が1人あたり2ドル (8人なので合計12ドル)必要。
    ツアー会社から事前説明無くもめ、下山後返金させた。

※2:入山料はルートと日数で違う。
    ≪マチャメの場合≫
     ・ParkFee1日70ドル×6日=420ドル
     ・campingfee1日50ドル×5日=250ドル
     ・RescueFee20×1人=20ドル の合計690ドル

※3:装備品は無料。
    但し、それらを入れるバックは別料金(10ドル)だった。


バックは用意するようにと前日に言われたような気がするが騙された感あり。
また、装備品は各会社で質が違ったので、その確認をしたほうが良い。
店との交渉は14:00から始まり終わったのは18:00頃。

登る前から疲れました...。



 


2013年11月24日日曜日

ケニア・マサイマラのサファリツアー



野生の動物達を見に、ケニアのマサイマラ自然保護区に行きました。

日程:2泊3日。
料金:260ドルか22,620ks(30,700円)。
ツアー会社:NEO-KL TOURS & SAFARIS。
人数:15人。

マサイマラ・サファリツアーの相場は約300~350ドルなので格安で行けました。

15人なので車2台で向かう。
しかしやはりここはアフリカ、初日から予定が狂う。
マサイマラまで車で8時間ぐらいなのだが自分の乗る車が調子悪く(オーバーヒート)、何度か水で冷却しながら目的地に向かうも結局泊まるホテル手前で完全に動かなくなる。
もう一台の車が迎えに来てその車に乗ってホテルまで行った。
その為初日夕方に予定してたゲームドライブ(サファリ)はできず翌日に延期となった。
翌日朝、新しい車がくるのだがドライバーが変わっていた。
聞いたら新しい車を持ってくる途中にシマウマと衝突し車が壊れドライバーは骨折し病院に行ったとのこと。
なので持ってきたこの車も3台目だそう‥。
シマウマに衝突って…色々やらかしてくれます。

気を取り直してサバンナへ向かう。
他のツアー会社の車も多数おり、お互いが無線機で何処に動物がいるのかリアルタイムで連絡を取り合ってる。

そして10分もしないうちに早速登場。
シマウマです!初めて見た。


後ろ足の太ももがたくましい(そして美味しそう)。

シマウマで興奮してたらお次はガゼルが駆け回っていて、そう思ったら今度はバッファローが反対側で食事をしている。



そして見たかったライオンも「出番早いんじゃないの?」ってツッコミしたくなるくらい簡単に目の前に現れた。
しかも10頭程の大家族。





車の前を横切っていった時は鳥肌が立った。







ライオンのオスも発見した。

お昼寝中だった模様、狩りをするのはメスライオンなようでオスは普段何をやってるんだろう?カッコイイんだがナマケモノです。
そして、途中ライオンがヌーの群れの前を歩きヌーが警戒して逃げているところも見れた。
ライオンは1頭だけで様子見するだけでハンティングする気配なし。
残念…。


昼食はサバンナのど真ん中で頂き、今度はカバを見に川へ向かう。残念だったのはカバは川の中にいるので遠くから写真撮ってもなんの動物かよくわからない。
そしてこの後カバが陸に上がってきたのだが、ここでまさかのデジカメのバッテリー切れ(´Д⊂
前半撮りすぎたのがまずかった。
まさか午前中で切れるとは予想しなかった。

このあとは携帯で写真を撮るんだがズームできないので諦めた。
ちなみにこのあとワニが現れました…。
あ~皆は一眼レフで写真撮ってる、バッテリーの持ちが半端ない。
一眼レフってスゴいね、ズームにしても綺麗に撮れるし、レンズも広角レンズに変えたりできるし。
また、カメラを取り出してから撮るまでがメチャクチャ速い。
デジカメのオートフォーカスの限界を感じました。
この他にもキリン、ダチョウ、イノブタ、サイ、チーターとほぼ知りうる動物達が見れました。
(唯一見れなかったのはヒョウ、BIG5コンプリートできず)





サファリツアーとは動物を探すものだと思ってたが、こんなに普通に生息しているとは思わなかった。動物達の王国に人間が足を踏み込んでいるのだと感じた。

3日目最終日は朝早く出発してライオンのハンティングするところを見に行ったが残念ながらヒョウがハンティング後の食事をしているところしかみれなかった。


宿泊所に戻り、帰り支度のあと、マサイ村へ行きマサイ族に会ってきた。ただあまり民族に興味なかったし、お土産を売りつけてくるだけなのであまり楽しくは無かった。




サファリツアーを終えナイロビへ帰りました。
このサファリツアーの後は皆バラバラになる。
ナイロビに戻った翌日の昼食はワニやダチョウの肉が食べられる高級レストラン「Carnivore」でお別れ会をした。

ワニ、牛、ダチョウ、ニワトリなどなど食べ放題、久しぶりに肉を腹いっぱい食べた。キリンの肉も食べられるらしいが今日は無かった。
でも色んな動物の肉を食べたが一番美味しかったの結局は牛でした。
やっぱ牛最強の食べ物です。ワニはあまりうまくなかったな。
15人いたメンバーのうち4人は昼食会をしたその日の夜にウガンダへ。
1日ゆっくりしてからウガンダへ向かうゆっくり組が5人。ナイロビから飛行機でタンザニアのザンジバルに飛ぶ人が1人、陸路でタンザニア方面に抜けるのが自分を入れて3人(正式に向かうのは4人、一緒にキリマンジャロに登る仲間が新たに加わった)、残り2人は予定未定。

一ヶ月半の団体行動は楽しかった、 皆で考えながら旅行する団体行動はいい経験をさせてもらった。
ただ旅の目的は皆別々なのでいつか別れはくる、今回ほど別れが悲しいと思ったことは無かった。

これからタンザニアには4人で入ります。
12月23日にケープタウンからアルゼンチンのブエノスアイレス行きの飛行機はもう取ってあるのでアフリカも残りわずか。
アフリカは日本からなかなか行けない大陸なので悔いがないよう楽しみます。


 



2013年11月20日水曜日

モヤレ国境超え

約1ヶ月のエチオピア滞在を終え、次の国ケニアに入ります。

エチオピアから陸路でケニアの国境を超える為には「モヤレルート」を通らなければならない。
このモヤレルートは世界で最も過酷で危険な国境超えルートの1つで「地球の歩き方」には「武装集団による事件がある為、このルートでの国境超えはしないように」となっている。
その為かガイドブックには情報が一切記載されていない。
ただ実際に陸路で抜ける場合は、このモヤレルートしかないので危険なのであれば細かい情報を載せてもらったほうが「助かるな~」と思った。



そのルートは

ジンカ→コンソ(1泊)→モヤレルート→ケニアナイロビ


ジンカから国境の町モヤレに行くには
途中コンソを経由してバスで向かう。
「コンソ発→モヤレ行」のバスは、月曜日と木曜日の早朝の便のみなのでコンソで1泊してモヤレへ向かう。

ジンカを6:30に出発コンソ10:30着。
翌日木曜日、モヤレ行きのバスは大変混むようなので、座席確保の為4:30にコンソのバスターミナルに行った。
座席は無事確保!!
バスは5:00出発と聞いていたが出発したのは6:00。
バス代150BIR(750円)。
バスチケットには110BIRと記載されていたので問いただしたが、話にならず。運転手は「嫌なら乗るな」と非常に強気。
150BIRは想定の範囲内で、逆に乗れずにモヤレまで行けないリスクの方が高いと判断して150BIRを払い乗車。
※因みにバスが無くても乗り合いのミニバスが「コンソ⇔ヤベロ⇔モヤレ」間を走っているので、それで向かうこともできる。ミニバス代は合計120BIRとあまり変わらず。ミニバスで行くのが正解だったかな。

モヤレ国境には12:00到着。
昼ごはんを食べ、余ったエミオピアブルをケニアシリングに交換しエチオピアを出国。

両替はそんなに変わらず交換出来たのでレートは悪くはなかった。
≪両替レート≫
 正規レート:1BIRR=45KSI
 闇両替商:1BIRR=42KSI
≪ビザ≫
 ケニア側で50ドルを払いアライバルビザを取得し入国。

モヤレからナイロビに行くバスは朝出発。(バス会社は2社有り)
同じバス会社で全員分を買えなかったので、半分に分かれてバスチケットを購入。
バス代は2,000ケニアシリング(2,200円)。
この日はこれで終了、夕ごはんを食べてケニア側モヤレで1泊した。

翌日、いよいよ世界一過酷な陸路移動がスタート
朝6:00にモヤレを出発。向かうはケニア首都ナイロビ。
道路はもちろんアスファルトなどはない砂利道。にもかかわらずバスは時速80㎞でぶっ飛ばす。
バスが上下に揺れるなんてレベルじゃない!!
頭が天井に当たるほどのハイジンプ。
最初は皆で笑っていたが1時間ほどで笑が消える。なぜならこれが12時間も続くのだから。
自分らの座席は前から2列目と15列目で分かれて座っていて、勿論後ろ座席は砂ボコリや揺れでもう最悪。マスクをするが無駄な努力。マスクの内側も数時間で茶色に変わる。3時間毎に交代して耐えしのぐが後ろの座席から前の座席に交代する頃には全身砂ボコリで髪は茶髪になった。




さらにアクシデントは続く。
ナイロビには翌日深夜1:00到着予定だったが残り100㎞地点でバスが故障してしまい変わりのバスが来るまで数時間待つことに。



モヤレからナイロビに向かう朝のバス

お陰でナイロビに着いたのは朝日が昇る朝6:00になった。
ナイロビは治安が悪いので深夜でなく早朝着のほうが良かったのだがもう体力の限界。

同じ日に別のバスで向かっていた他のメンバーは時間通りに到着しており、バスオフィスで待機していた。
バスオフィスはナイロビ市内からだいぶ離れた空港近くの「12th street」にあり、そこからタクシーでホテル「New Kenya Lodge」へ向かいました。

モヤレ国境超えについてはネットで事前に調べていて過酷であることは知っていたが本当その通りで辛かった。

次の日はいよいよサファリに行って野生の動物達に会ってきます。




 

2013年11月13日水曜日

ジンカの少数民族たち

ジンカ村を拠点にして各民族の村を観光した。

ジンカに着いた翌日(木曜日)、「カイアファール」という村の「木曜マーケット」へ行きました。
「ジンカ」と「カイアファール」間はミニバスが毎日走っているので行きやすい。バス代片道20BIR、1時間ほどで到着。






ここで「ハマル族」がいた。雑貨、穀物だけでなく観光客が来ることを想定したお土産など多くの物を販売していた。
そして、観光客を見るや「フォト、1ブル」と言ってくる。
このジンカにいる民族達の写真を撮るにはお金がかかる、入村料も取る、民族達がお金を稼ぐシステムみたいなものができていて子供たちも大人に混ざり「フォト、マネー」と言ってくる。
人の住処に踏み入るのでタダで入るのは失礼ではあるけどちょっとガッカリはした。(気持ちは複雑)





金曜日はダラダラし、土曜日はジンカ村の土曜マーケットに行った。しかし、運が悪かった。
というのも、着いた数日前に「ムルシ族」「アリ族」の双方に死者がでる大きなケンカ(戦争?)があり、 土曜マーケットに来るはずのムルシ族が全くいなかった 。
とても残念…。なので20分ほど回って終了。


ムルシ族がジンカに来ないのならこっちから行ってやろうということで火曜日「ムルシ族」がいる村に行った。




「ムルシ族」は「マゴナショナルパーク」内にいてガイドと一緒でないと中に入れない。
国立公園入場料180BIR、ガイド代1人200BIR。
各村の入村料はまちまちだが100BIRほど。

ここで三箇所の村を見学させてもらった。
村に入った途端に民族達が集まってくる。
基本歓迎ムードだけど「カメラ、フォト、マネー」と言って押し寄せてくる。
1フォト撮るのに2ブルほどなので大きな額にはならないけど住民の生活がどんなものかを知りたくて来たのに写真撮影会で終わってしまった感じ。
十分楽しめたがもう少し村の生活がどんなものかを知りたかった。

少数民族の観光にジンカに5日費やしたが交通手段がないのと、正規の現地ガイドが1社しかないのでこちらの思い通りの観光が出来ない点に苦労した。
何日も交渉してくれた仲間に感謝です。

エチオピアの旅もこのジンカで最後。
10月27日に入ったエチオピアだけど1ヶ月近くいた。
エチオピアは入国前にイメージしていた「アフリカ」とは違っていい意味で裏切られた。
ただそれと同時に最後までバス料金・ガイド料金に対しての理不尽なボッタクリや揉め事にはウンザリした。
(これさえ無ければなぁ…戦ってくれた強力な仲間達に感謝感謝)

次の国はケニア。
世界で最も過酷で危険な国境超え「モヤレルート」を通ってナイロビに入ります。



 

2013年11月12日火曜日

アディスアベバとアルバミンチで休息

ダナキルツアーを終えメケレに戻ったのは17時頃。

ダナキルツアーでの疲れが大部溜まっていたが休むことなく翌日エチオピアの首都「アディスアベバ」へ行き、その後エチオピア南部「アルバミンチ」を経由して少数民族のいる「ジンカ」へ。

メケレからアディスアベバへは大型バスで向かう。
バスはバスターミナルを5:00頃出発。
バス代400BIR(2,000円)
値段が高いなと思ったが12時間で着くのとトルコで乗ったような居心地の良いバスだったので価格は妥当かなと思った。
バスはアディスアベバのラガール駅から少し東にあるバスターミナルに19:00頃到着。

泊まる予定のホテル「Itegue Taitu Hotel」は到着したバスターミナルから北に3㎞ほど距離があるのでミニバスで向かう。
バス代は交渉の結果55BIR(275円)、1人5BIR。
価格交渉の際200とか300とか吹っ掛けてくるから本当メンドイ。

エチオピアはミニバス・タクシーなどの交通機関でのボッタクリ・難癖がホントうざい、これさえ無ければいい国なのに…。幸いにもこっちは11人もいるので交渉時には強気に出れたし1人あたりの払う料金も小額ですんだ。
もしこれが1人旅なら言い値で乗るしかなかったと思う。

ミニバスは15分ほどで「Itegue Taitu Hotel」に到着するがホテルは満室だったので地球の歩き方にも載っている「Baro Hotel」に泊まる事にした。
1泊ツインルーム1人150BIR(750円)
WiFiは微速だが使える。

ただ翌朝になると断水で水がつかうことができずまた復旧する目処もたたなかったので宿を変える事になった。

アディスアベバでは3泊したが、観光はしていない。
ダナキルツアーが過酷過ぎて旅の疲れを癒すのに精一杯だったのと今後行くであろう国々の情報取りに当てた。

一緒に行動している旅仲間もそれぞれ街で物資の調達やブログの作成やメンバー間で今後のスケジュールの打合せなどしていた。

唯一観光した場所はエチオピアで最大規模の市場「マルカート」ぐらい。

次行くアルバミンチへのバスの予約がてらマルカートへ行ってみたがあいにく日曜日でお店の殆どが休みだったし1時間歩いただけでスリ(未遂)に2回もあったので早々に切り上げてホテルに戻った(1人で行ったのがまずかったかな)。
※因みにバスチケットは乗車の前日からしか予約できません。


アディスアベバで3泊したあと次の町「アルバミンチ」へ向かう。
アルバミンチはエチオピア南部にある民族村への経由地となる町。
バスは「マルカート」北側にあるバスターミナルから5:30頃出発、アルバミンチには16:00到着。


アルバミンチ行きのバスは「ファーストクラス・バス」と「セカンドクラス・バス」があって価格が10BIRしか変わらなかったからファーストにしたがバスは韓国製ローカルバス車だった。
韓国から中古が流れてきたのだと思う。
 



メケレ・アディスアベバ間のデラックスバスとは雲泥の差。
車内に吊り革がぶら下がっていてクーラーは無く窓の横の所に壊れて動かない扇風機が付いてた。



ファーストクラスレベルでこんなバスなのでセカンドクラスを想像するだけでゾッとした。



アルバミンチは特に観光する場所はないので街をブラブラした程度。ここでも今後の旅程についてメンバー内で情報交換する。
1年以上旅を続けている人もいるので生の情報が聞けるのは有難い、そしてまた聞いていて楽しい。
初めて聞く観光場所もあったし、 12月末から入る南米の事も色々教えてもらった。そして、アルゼンチンから南極に行ける事も知った。南極は今回の旅では行かないがいつかは行ってみたい。

約1ヶ月一緒に旅をした仲間達ともケニア・ナイロビから別々になる。ナイロビ以降も一緒に行動できる人はいるのか、ナイロビで一旦別れて数週間後に何処かで合流出来るのか、それともナイロビでお別れになってしまうのかなど話をした。

エジプトのピラミッドを観光した時は自分を含め4人だけだったがカイロからメケレまで旅する間に沢山の出会いがあり仲間が増えダナキルツアーの時には11人にもなった。


旅で出会う仲間は偶然の出会いからスタートして必ず何処かで別れがある。別れる時は凄く寂しいがこの出会いと別れが旅の醍醐味の1つだと思う。

そんなこんなでアルバミンチではダラダラしてました。
アルバミンチの次はようやく目的地「ジンカ」へ。

アルバミンチから毎日1本バス(韓国製ローカルバス)が出ておりそれで向かう。

6:00発、バス代87BIR(435円)。
途中「コンソ」という町を経由して12:00に「ジンカ」に到着。
ホテル「Goh Hotel」へ。

1泊ツインベッドで1人165BIR(800円)
WiFi・ホットシャワー:無し。

チェックイン後、ツアー会社に行き各民族村への情報取りをして本日終了。

翌日から民族村観光します。

 



2013年11月3日日曜日

エチオピアの秘境ダナキルへ

ラリベラの次はエチオピア第二の都市メケレへ。

メケレはダナキルツアーの拠点となる町。

ラリベラで事前にメケレのツアー会社(Ethio Travel & Tours)にコンタクトを取ったら丁度フランス人2人をラリベラまで迎えに来るとのことで便乗させてもらった。バス代が浮いた。

ラリベラを9:00出発、メケレ19:00着。
ツアー会社の場所がロンリープラネットに記載されてる地図から変わっていたので少し焦る。(自力できてたら迷子になってた。)

ホテルはツアー会社のオフィスと同じ建物の宿 「Atseyohanns Hotel」 にした。
ツインルームWi-Fi有り
朝食を付けて1人150BIR(750円)

着いてすぐツアー会社のオフィスに行き明日出発の「ダナキルツアー」の詳細の確認とお金の支払いをした。
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《ダナキルツアー詳細》

ツアー会社:Ethio Travel & Tours
拠点:メケレ
日程:3泊4日
        
         1日目  移動日
        2日目  Dallolの硫黄とソルトレイク
        3日目  Irtaale volcanoの溶岩
        4日目  下山しメケレへ

費用:7,600Bもしくは400ドル
宿泊:キャンプ地Hamedelaで外で寝る
車:エアコン付きのランクル
参加人数:15人(日本人11人・フランス人2人・スペイン人2人)
その他:水・3食の食事付き

ツアー会社について:
 ロンプラの地図の場所と違うので注意。
 ロンプラに記載されてる相場の価格が500ドルなので
 他のツアー会社に比べ安かったのと、
 ウユニ湖に匹敵するソルトレイクへ行けるのでお勧め。

 問題があるとすれば
 火山観光が事前に提示された旅程と
 実際の旅程が食い違っており
 ガイドの怠慢の可能性あり。

 
 そこで少しモメる。
 もめた際に「会話を録音する」と言ったら
 引き下がっていった。
 ただ行けなかった所も実際にあり、
 後日アディスアベバにある本社に払い戻しを依頼する予定。

注意事項:
 メケレに比べ標高が低い分すごく暑い。
 車に大量の水が用意されているが
 車から目的地まで歩く際に持っていく水の量は自己責任なので
 必要以上に持っていったほうがいい。
 (自分は1ℓ持っていったが2ℓは必要だった、
 軽い日射病になる)
 エトルリアとの国境近くの為ツアーには銃を持った警備兵も同行。
 その為か「地球の歩き方」にはダナキルは記載されてない。

 ただもしエチオピアに行く機会があるなら是非行って下さい!
 今まで行ったどの観光名所よりも最高です!!!
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以上ツアーの詳細は記載したけど、実際の観光は言葉で書いても伝わらないので写真をご覧下さい。